【交換祭】わたしのなまえ
BGM
STEREOPHONIC ISOTONIC
脚本家
ととろ
投稿日時
2016-07-17 01:30:24

脚本家コメント
「ロコはロコなのです!」
交換祭り遅刻組です…
「吾輩はロコである。名前はまだない。」(なかやまP)
が僕のお題でした なかやまさん、azuuさんありがとうございました!

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ロコ
吾輩はロコである。名前はまだない。
ロコ
いや、正確にはまだロコではない
ロコ
私のなかに「ロコ」が生まれたのは小さい頃
ロコ
ロコを他の人の前で出したとき決まってこう言われた
ロコ
『変わってる』
ロコ
わかってる それでもロコであることが好き それはかえられないものだった
ロコ
それでもロコを隠してたときもある
ロコ
それなりに楽しい日常、それでも足りないものが常にあった
ロコ
私はロコでありたかった
ロコ
だから私はずっと一人で「ロコ」を守り 育ててきた
ロコ
そんなとき一人の男と出会った
ロコ
全身黒いその男はロコに理解者と仲間をくれるといった
ロコ
連れてこられたところは52人の人がいた
ロコ
身長も年齢も見た目もバラバラはっきり言って色物集団だ
ロコ
でもその人たちは私を、ロコを迎い入れてくれた
ロコ
そこからの私はずっとアイドルの道を駆け抜けることになった
ロコ
ロコのなかにあるイマジネーションを表現するために
ロコ
そしてロコのアイデンティティーを魅せるために
ロコ
仲間がいるからロコの描く世界はカラフルな色で溢れた
ロコ
理解者がいるからロコのヴィジョンはより鮮明になった
ロコ
私の中のロコが生き生きと動き回っていた
ロコ
そんな私の、ロコの、初めての舞台がやって来た
ロコ
舞台袖からみる景色はおもったよりずっと光って見えた
ロコ
私がここで得たすべてを出すとき
ロコ
ロコがここでゲットしたすべてをアクチュアライズするとき
ロコ
吾輩はロコである。名前はまだない。
ロコ
いや、今ならきっと胸を張っていえる
ロコ
「オーディエンスの皆さん! 私の、ロコの名前は―」

(台詞数: 28)