インフィニティ・ドリーム&リアル
BGM
キミがいて夢になる
脚本家
イッパイアッテサ
投稿日時
2015-06-14 23:26:02

脚本家コメント
午後に投稿した、直前のドラマの後編です。
ロコが劇場に来て間もない頃のお話としてるので、呼称を敢えて変えていたりします。

コメントを残す
二階堂千鶴
「……ただいま戻りましてよ。今日の営業、大成功でしたわ。これもセレブなわたくしの力……」
二階堂千鶴
「……何やら事務所が騒がしくなくて?まあ原因は、またあの子でしょうが……」
ロコ
「……プロデューサー!なんでロコアートを、エントランスからリムーブするんですか!?」
ロコ
「ロコ達のパッションをシャインするLEDで、オーディエンスのクラップをドラムスで表し、
ロコ
ストリートの向こう端からでもリアライズできるのに!ロコ、これにツーウィーク掛けたのに……」
ロコ
「それに、ショーのウェアだって、ロコメイドのを着てもいいじゃないですか!」
ロコ
「エブリディ、同じウェアじゃオーディエンスもボアです!スペシャルウェアが有ったほうが……」
二階堂千鶴
「いい加減にしなさい、コロちゃん。プロデューサーもスタッフさんも、困ってましてよ。」
ロコ
「千鶴さん……」
ロコ
「千鶴さんもヒアーしてください!コモンプレイスなセンスでは、ロコ達はスペシャルになれない、
ロコ
オリジナリティに溢れたデコレートをしないと、トップアイドルになれないんです!」
二階堂千鶴
「……」
二階堂千鶴
「コロちゃん。貴女、自分一人でこの劇場の演目演出を創り上げてるつもりでして?」
ロコ
「……そんなインシストは無いです。ただ、ロコはシアターのために、ロコアートを使いたくて…」
二階堂千鶴
「劇場を思ってるのは、コロちゃんだけじゃなくってよ。監督さんも演出さんも、みんなですわ。」
二階堂千鶴
「私達は、まだまだ微力。だからこそ、みんなの力を結集して高みを目指すべきですわ。」
ロコ
「そんなのライです!ロコのアート、アクセプトされたこと無いです!」
ロコ
「……みんな、ロコのこと、ディスライクですか?」
二階堂千鶴
「……なにか勘違いしてるみたいですわね。ここは敢えて、率直に話したほうが良いかしら。」
二階堂千鶴
「コロちゃん。貴女の手がけた作品は、綺麗だったりワクワクしたりで、素晴らしいですわ。」
ロコ
「オフコースです!ロコのセンスは、ワールドクラスなんですよ!」
二階堂千鶴
「でもね……コロちゃんの作品は、自分の楽しみだけで創ってるように見えましてよ。」
二階堂千鶴
「周りとの調和とか協調とか、そういうものを考えずに、ただ『凄い物』を創ってる。」
二階堂千鶴
「『和』を乱してしまう物は、退かさなければならないのでしてよ、劇場としては。」
ロコ
「……そんな、ネガティブに捉えられるとサッドです。ロコはアートのために頑張ってるのに……」
二階堂千鶴
「……ちょっと素直な気持ちが出ましたわね。本心を語ってくれた方が嬉しくてよ。」
二階堂千鶴
「心赴くまま、自由に創作するのは素晴らしいですわ。それができるセンスも素晴らしい。」
二階堂千鶴
「でも、『受け手』を意識しない作品は所詮、自己満足。余程の事が無ければ評価されない。」
二階堂千鶴
「……だから今は、お客様や劇場のために創ることを意識するべきですわ。」
ロコ
「……フリーダムなインスピレーションからじゃなくて、サムワンのためのクリエイト、ですか?」
ロコ
「……アートのフィールドなのに、そんなリミットが掛けられちゃうんですか?」
二階堂千鶴
「喜ばれてこそ、芸術は意味が有るのですわ。コロちゃんは、芸術で喜びを与えられる子ですし。」
二階堂千鶴
「それと、別に皆コロちゃんを嫌ってはなくってよ。少なくとも私、コロちゃんのファンですわ。」
ロコ
「……」
ロコ
(……ロコアートを広めたい。そのシンキングが、ロコのギアスだったのかもしれないです。)
ロコ
(ロコは、ケージに閉じ込められてフリーなクリエイトが出来ないとシンクしていたけど……)
ロコ
(誰かに観せたいとアートを握りしめていた、ロコのハンド。アートに囚われた心を、横に置いて、
ロコ
空いたハンドでドアノブを握れば……心のケージを開けて、フリーダムを得られたかも。)
ロコ
(自分がアートをクリエイトするだけじゃなくて、もっと周りをルックするべきだったのかな。)
ロコ
(……)
ロコ
「ナウからでも、ロコはチェンジできると思いますか、千鶴さん。エニワンの為になれますか?」
二階堂千鶴
「コロちゃんなら、素敵なアイドルにもアーティストにも成れますわ。変わろうとするなら、ね。」
ロコ
「ロコ、チェンジします。ワンタイムではハードでも、少しずつなら、きっと。」
二階堂千鶴
「それじゃあ……改めて、劇場のひとりとして、よろしくお願いしますわ。」
ロコ
(チヅルとシェイクハンドしたのは、この時がファーストタイムでした。)
ロコ
(ロコ自身のアートを握りしめてばかりじゃなくて……メイトの手を取り、トラストすること。)
ロコ
(それを知っていくことが……ロコがロコ自身をクリエイトするのに、インポートタントです。)

(台詞数: 47)