エミリー
『15年後の私へ、13歳の私からの伝言をお伝え致します。』
エミリー
『今の私は日本を離れて1年も経っていませんが、15年間過ごしてどう感じましたか?』
エミリー
『恐らくは綺麗な事ばかりでは無かったと思います、失望した事もあったでしょう……』
エミリー
『そして、万が一日本の事がそれ程好きで無くなっていたとしたら思い出して下さい……』
エミリー
『英国を出た私を暖かく出迎えた日本の事を、共に大和撫子を目指した劇場の仲間達の事を……』
エミリー
『そして、今の私が感じている感動を思い出して、もう一度日本への愛を思い出して下さい……』
エミリー
ごめん、13歳の私……High schoolに入る時にEnglandに出戻ったの……
二階堂千鶴
元々仕事の都合で来ていて3〜4年で帰るって話だったんですよね……
エミリー
ええ、当時は永住する物と思っていましたけど……
ロコ
今なら十分な収入もありますし一人で永住する選択肢もあるのでは?
エミリー
いえ、日本は今でも好きですがやはり永住するなら祖国だと思います……
二階堂千鶴
ふふふ、あそこまで日本贔屓だったエミリーがこう言うとは変われば変わる物ですね……
エミリー
まあ、当時の私はカタカナ語すら使わないなんて無茶をしてましたからね……お恥ずかしいです。
ロコ
エミリーくらいなら可愛らしい物ですよ、私なんて……
二階堂千鶴
さて、次はそう言うコロちゃんからのメッセージですね……エミリー、抑えて下さいまし。
エミリー
了解です!ロコさんもたっぷり恥ずかしがって下さい!
ロコ
に、逃げられない!西洋人種の体格には勝てないです!
二階堂千鶴
それでは、VTRスタート♪
ロコ
『どうも!サーティーのロコへフィフティーンのロコからのメッセージです!』
ロコ
『15年後の私も溢れるパッションとアイディアをアートにぶつけてる事だと思います!』
ロコ
『15年後のロコがロコアートを世界にエモーションさせているのなら何も言う事はありません!』
ロコ
『しかし、もしもあなたがアートへのパッションを失っていたとしたら思い出して下さい……』
ロコ
『世界の全てはアートに溢れてます!クリエイディブな物が思い浮かばなくても良いんです!』
ロコ
『パークのハトでも、シティの風景でも、ちゃんと見渡せば全てはビューティフル!』
ロコ
『そうして周りをルックすればアートのアイディアはまた溢れ出てきます!』
ロコ
『嘘だと思うならルックして下さい、貴方はロコなんですから必ずパッションを思い出せます!』
ロコ
も、もうやめて……アートへの情熱は失って無いから……その恥ずかしい話し方を止めて……
エミリー
私とは逆に英訳がカッコイイと思ってたなんて可愛らしいじゃないですか……
ロコ
違うんです!この時代のせいで今でもルー大芝見たいな扱いをされてその度に古傷が……
二階堂千鶴
輝かしい青春時代を思い返して貰えるんですから良いじゃないですか……
ロコ
へー……それじゃあ千鶴にも輝かしい青春時代とやらのメッセージを見て貰わないと……
二階堂千鶴
さ、産後の肥え立ちが悪い物で精神的なショックはちょっと……
ロコ
ええい!二人目の子供抱えて産後太り解消したぞと自慢してたのは千鶴でしょうが!エミリー!
エミリー
はい!それでは千鶴さんのメッセージを……
二階堂千鶴
『おーっほっほっほっ!15年後のわたくしへ21歳のわたくしからのメッセージですわ!』
二階堂千鶴
『15年後ならわたくしも30台後半になっていますがまさか老け込んではいないでしょうね?』
二階堂千鶴
『セレブとはいつも若々しくある物!15年間で培った気品で本物のセレブに……』
二階堂千鶴
『……もとい、さらなるセレブになっている事を期待していますわ!』
二階堂千鶴
……ごふぅっ!
エミリー
千鶴さんが……血を吐いた!?
二階堂千鶴
な、なんで私は成人してからこんな痛々しいキャラ作りを……
ロコ
いやー、早く大きくなった妹さんにお母さんのアイドル時代を見せてあげたいですねー……
二階堂千鶴
やめて!それだけは本当にやめて!あんなの子供達に見せるとか拷問ですから!
(台詞数: 43)