千早担当の毛利Pと静香担当の沖嶋P
BGM
Shooting Stars
脚本家
毛利
投稿日時
2015-10-03 22:20:26

脚本家コメント
沖嶋さんとのコラボドラマです!

先日、沖嶋さんに投稿して頂いたコラボドラマ「毛利さんとこの千早と沖嶋さんとこの静香」で

「P同士の会話が気になる」

とのお声を、失礼ながら拝見いたしました。という事で、Pサイドの会話を私が担当させて頂きました!

お互いのPが抱く心の内……上手く表現出来ているでしょうか……?

※便宜上、「沖嶋さん」「毛利さん」と呼び合っていますが、あくまでお互いが想像するプロデューサーという事でひとつ

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最上静香
(タクシー車内ーP Sideー)
如月千早
毛利P「ーーーーそしたら千早、顔真っ赤にしちゃって。ようやく間違いに気づいたんですよ」
最上静香
沖嶋P「意外ですね……あの千早さんがですか?」
如月千早
毛利P「あれで結構そそっかしいんですよ。まぁ、そんなところも可愛いんですけどね!」
最上静香
沖嶋P「……大切に想われているんですね」
如月千早
毛利P「それはもちろん、俺の自慢のアイドルですから!」
最上静香
沖嶋P「……私は、毛利さんが羨ましいです」
如月千早
毛利P「えっ?」
最上静香
沖嶋P「事務所でお会いした時もそうでしたが、率直に想いを伝えられるあなたが羨ましい」
最上静香
沖嶋P「私には、出来ませんから……」
如月千早
毛利P「………………」
最上静香
沖嶋P「静香は大事な“アイドル”です。余計な感情を抱いてはいけない」
最上静香
沖嶋P「ずっと自分に、そう言い聞かせて接してきました」
最上静香
沖嶋P「だからこそ、ストレートに想いをぶつけられるあなたが羨ましいです」
如月千早
毛利P「……“私”は逆に、あなたが羨ましいです」
最上静香
沖嶋P「え?」
如月千早
毛利P「私もあなたと同じ感情を、千早に抱いています」
如月千早
毛利P「沖嶋さん、あなたは担当アイドルと適切な距離を保てていらっしゃる」
如月千早
毛利P「私は不器用ですので、向こうから避けるように仕向けるので精一杯ですよ」
最上静香
沖嶋P「……それであんな接し方を?」
如月千早
毛利P「えぇ。こんな冴えない男に好き好き言われても、嬉しくないでしょう」
最上静香
沖嶋P「そうでしたか。でも……」
如月千早
毛利P「?」
最上静香
沖嶋P「その行動……裏目に出なければいいですね」
如月千早
毛利P「それはどういう……」
最上静香
沖嶋P「……っと失礼。口が過ぎました。今のは忘れてください」
如月千早
毛利P「は、はぁ……あ、もう着きますね」
最上静香
(会場に到着)
如月千早
毛利P「会いたかったよ、ちーちゃ~ん♪」
如月千早
ちーちゃんって呼ばないでくださいと何度言ったら分かるんですか!
如月千早
毛利P「一緒に見学行こ~。あ、せっかくだから手繋いで行く?」
如月千早
断固拒否します!
最上静香
沖嶋P「……“向こうから避けるように”ねぇ。とても成功してるようには見えないが……」
最上静香
プロデューサー
最上静香
沖嶋P「おぉ、静香。千早さんとは色々話せたか?」
最上静香
はい。とても有意義な時間が過ごせました
最上静香
沖嶋P「それは良かった」
最上静香
プロデューサーも、あちらのプロデューサーさんと色々お話しされたんですか?
最上静香
沖嶋P「あぁ、まぁ仕事の話とか、色々とな」
最上静香
沖嶋P (7割方毛利さんのノロケ話だったがな……)
如月千早
毛利P「いや~、お待たせしてすみませ……どうかしましたか?」
最上静香
沖嶋P「い、いえ何も!」
如月千早
毛利P「そうですか。では早速中に入りましょう。話は通してあるので、自由に見学出来ますよ」
最上静香
沖嶋「ありがとうございます」
最上静香
千早さん、行きましょう!
如月千早
ちょ、もう……そんなに急がなくても、会場は逃げないわよ?
最上静香
沖嶋P「毛利さん、このライブ……絶対成功させましょうね」
如月千早
毛利P「えぇ。でも大丈夫でしょう。あの2人の笑顔があれば」
最上静香
沖嶋P「それもそうですね。では改めて、よろしくお願いします」
如月千早
毛利P「こちらこそ、よろしくお願いします」

(台詞数: 50)