百瀬莉緒
お疲れ様。百合子ちゃん、翼ちゃんは?
七尾百合子
お疲れ様です。疲れたって言ってそのまま部屋に……。
百瀬莉緒
そう……。
七尾百合子
そうだ!市民の方々は!
高坂海美
ばっちり!私がちゃんと守ったよ!
百瀬莉緒
軽症の人は少しいるけどみんな無事よ、安心して。
七尾百合子
よかったぁ……。
百瀬莉緒
それで、あの赤い人の話だけど……。
七尾百合子
…わかりません……。本人は戦闘狂と言ってましたが…。
百瀬莉緒
戦闘狂、ねぇ…。その手の類は全くいなかったわけじゃないけど…。
高坂海美
ん?あの人に何かあるの?確かにちょっと強かったけど……。
七尾百合子
海美、あの人の攻撃を受けて何か感じなかった?
高坂海美
何か…?うーん……普段の防御と大して変わらなかったような…?
百瀬莉緒
ってことはやっぱり…。
七尾百合子
ええ、多分…いいえ確実に、彼女はキネティックパワーを扱っています…。
高坂海美
えっ!?……いわれてみれば確かにそんな気もするけど…。
七尾百合子
私たち以外にキネティックパワーを扱う技術を持ってる人、副指令、心当たりは?
百瀬莉緒
……百合子ちゃんも知ってるでしょう…。海美ちゃんは名前だけかしら。
七尾百合子
……ですよね。
百瀬莉緒
真壁瑞希、アイドルヒーローズの研究者だった人、だと思う。
百瀬莉緒
もちろん私のあずかり知らないところでキネティックパワーの技術を持ってる人の可能性はあるけど
七尾百合子
現状可能性の高いのは真壁博士、と…。
高坂海美
真壁博士…マイティセーラーの技術を確立したっていう…?
七尾百合子
アイドルヒーローズ設立当初から関わっていた立役者と聞いてますが…
百瀬莉緒
ええ、彼女がいなかったらもう少し世界は荒れてたかもしれない…。
百瀬莉緒
けど、半年前だったかしら…?失踪してしまったの。
百瀬莉緒
持ち出されたものは何もなかったけれど…。
七尾百合子
あの人の頭なら知識は全部詰め込まれてますよね…。
高坂海美
なるほど、その知識をもとにした何かがあるってこと…?
百瀬莉緒
その可能性はあるんだけど…何が目的なのかしら…?
七尾百合子
分かりません…。私たちの敵なのかどうかも…。
七尾百合子
あと、翼のメンタルケア、お願いします。
七尾百合子
もしかしたら…ですけど、何かあるかもしれないので…。
百瀬莉緒
分かったわ、風花ちゃんに頼んでおくわ。
百瀬莉緒
二人ともお疲れ様、今日はゆっくり休んで次の出撃に備えてちょうだい。
(台詞数: 35)