高木社長
入社当初の百合子はとくに何も“もたない”アイドルだった
高木社長
少なくとも私にはそう思えた
高木社長
特に歌が上手いわけでもない スタイルも普通
高木社長
ダンスに関しては真や今年の海美とは比べものにならなかった。
高木社長
案の定レッスンで何度も転ぶ百合子を見てお前にセンターは無理だと言った。
高木社長
15歳にはショックな言葉だ
七尾百合子
………。
高木社長
(悔しくないのか?)
高木社長
そうではなかった
七尾百合子
ぜぇ…ぜぇ…はぁ…はぁ…
七尾百合子
絶対に諦めない!
高木社長
あれから毎日1人居残り練習をしてる百合子を見て
高木社長
百合子がなにも“もたない”アイドルではない事に気付いた。
高木社長
百合子は内に秘めた闘志と綺麗な心を“もっていた”
高木社長
アイドルには才能も必要だろう。
高木社長
だが真のアイドルとはあくなき反復練習によって生まれるんだ!
高木社長
百合子はあれ以来居残り練習を欠かした事は無い!
高木社長
うちに天才はいない。だがうちが最高だ!
(台詞数: 18)