七尾百合子
………と!あらすじとしてはこんな感じです!
七尾百合子
あぁ、説明していたらまた読み返したくなってきちゃいました……
七尾百合子
貸すの、また今度でもいいですか?その代わり、別の本をお貸ししますから!
七尾百合子
あっ、この本もすっごくオススメなんです!裏切りに次ぐ裏切り、そこからのどんでん返し!
七尾百合子
疑心暗鬼に陥る主人公、そっと寄り添うヒロインの淡い恋心……セリフがとても素敵なんです!
七尾百合子
地の文からでも、細かい心理描写がはっきりと伝わってきて…戦闘シーンもわかりやすくて!
七尾百合子
戦闘シーンって、どうしても勢いに任せてしまっていたり、格好良さを求めがちなんですけど
七尾百合子
この本は、戦う人それぞれの心情と戦闘の描写が見事なまでに混ざり合っているんです!
七尾百合子
剣の軌跡、舞い上がる土埃、躍動する肉体…頬を伝う、一筋の涙…
七尾百合子
ああ、違うんだ、僕は君と戦いたい訳じゃないんだ…!なのに、君は止まってくれない…!
七尾百合子
戦うのは、相手とだけじゃないんです。自分の中の弱さ、迷いとの戦いでもあるんです!
七尾百合子
主人公の握る剣に力が入り、迷いを断ち切るように一閃…!
七尾百合子
主人公の握る剣に力が入り、迷いを断ち切るように一閃………あいたぁっ!
七尾百合子
……はっ、また私…!ごめんなさい、つい夢中になってしまって!
七尾百合子
うぅ、好きなものを語るのって、つい熱が入ってしまって…悪い癖だと思ってはいるんですけど
七尾百合子
好きだからこそ、こんなに集めちゃうんですよね……えへへ
七尾百合子
プロデューサーさんになんの本をすすめようって、先週からずっと考えてたんですから!
七尾百合子
……それで、どうでしょう?プロデューサーさん、どれか気になる本はありましたか?
七尾百合子
……もしよかったら、ここで読んでいきますか?プロデューサーさんさえよければ、ですけど…
七尾百合子
はいっ、ぜひ!冒頭だけ読んでみても構いませんから!
七尾百合子
気になった本があればお貸しします。あとで感想、聞かせてくださいね?
七尾百合子
あっ、読書には飲み物がつきものですよね!今コーヒーをもらってきます!
七尾百合子
プロデューサーさんはそこでゆっくり本の世界に入っていてください、では!
七尾百合子
…………なんだか、プロデューサーさんが私の部屋にいるの、不思議な感覚
七尾百合子
こ、これって、いわゆるお家デートというものなのかな…!?
七尾百合子
だめ、だめよ百合子!プロデューサーさんとはそういう関係ではないんだから!
七尾百合子
………まだ、ね
七尾百合子
なんて言ってみたり、あはは……
七尾百合子
なんて言ってみたり、あはは……はずかしっ、早くコーヒーいれてこよう…
七尾百合子
ーーーー失礼しまーす、お待たせしました…
七尾百合子
ーーーー失礼しまーす、お待たせしました……はぅっ
七尾百合子
い、いえ!なんでもありません!こちらコーヒーになります!
七尾百合子
な、なんでもありませんから!ほら、続きをどうぞ!
七尾百合子
(………真剣な横顔って、キュンとするなぁ)
七尾百合子
(うぅ、自分の部屋なのに読書に集中できない…!)
七尾百合子
(……でも、いいな、こういうの)
(台詞数: 36)