
七尾百合子
『そっちの裏庭で誰かが呼んでるのか?もう一人の私。』

七尾百合子
「そう…こっちから声が聞こえてくる…」

七尾百合子
「……君なんだね、私を呼んでいたのは」

七尾百合子
『これって……枯れ木じゃないか。』

七尾百合子
「枯れ木じゃない…これは…」

七尾百合子
「これが…星の樹。幻と呼ばれた星の樹なんだ。」

七尾百合子
『この木が…』

七尾百合子
『(ピカー)う、枯れ木が光って…』

七尾百合子
『な、なんて美しい…これが本来の姿なのか。』

七尾百合子
「星の樹…本当に必要な人のもとに現れるといわれてる幻の樹…」

七尾百合子
「お願い…私は…もう一度人間に戻りたいの。」

宮尾美也
星の樹:《あなたはまだやり残していることがあるはずです》

七尾百合子
『星の樹が…しゃべった』

七尾百合子
「………。」

宮尾美也
星の樹:《結果はどうなるかはわかりません。》

宮尾美也
星の樹:《しかし、それをやらないとあなたは人間に戻っても一生後悔することでしょう》

宮尾美也
星の樹:《あなたに星の実を授けます。》

七尾百合子
「これが星の実…」

宮尾美也
《満月の夜、日が変わると同時にその実を食べるのです。そうすればあなたの望みは叶うでしょう》

七尾百合子
『星の樹が…消えた…。』

七尾百合子
『それに、星の実が二つ…ということは』

七尾百合子
「うん、私のやり残したこと…それをやってこないと。」

七尾百合子
「アンちゃんに、会いにいかないと!」
(台詞数: 23)