北沢志保
もしもし可奈、今日の午後にそっちに行くわ、もうちょっと待っててね。
北沢志保
何かいる物は…もう、またお菓子なの?あのね、あなたは太りやすいんだから。程々にね?
北沢志保
ええ、それじゃあまた後で。
北沢志保
さて、と。それじゃあ早速…
如月千早
志保、どうかしたの?
北沢志保
あ、お疲れ様です。ええ、ちょっと美奈子さんにホールケーキをお願いしようかと。
如月千早
今日って誰かの誕生日だっけ?
北沢志保
違いますよ。可奈がお土産にケーキがいいって言うものですから。
如月千早
それならここに春香の作ったシフォンケーキがあるわよ、これ少し持ってったら?
北沢志保
申しわけないんですがその分量ではちょっと。一口食べたらおしまいじゃないですか。
北沢志保
やっぱり可奈を満足させるには美奈子さんでないと…
如月千早
佐竹さんはお菓子作りは本職じゃないわ。あまり本格的な物を頼むのは良くないわよ。
北沢志保
色んなものを作るのも修業になるって、美奈子さん自身が言ってたんですよ。前にも何度か頼んで…
如月千早
ねえ志保、あなた以前小学生メイドやって大人気だったわよね?
北沢志保
何ですか急に。まあその通りですよ、あんまり思い出したくないですけど。
如月千早
私もね、かつて猫耳に白スク水なんてとんでもない格好で撮影した事があったでしょう。
北沢志保
覚えてますよそれ。千早さんがあんな事やるんだって大好評だったですよね。
如月千早
不本意ながらその通りよ。私もあなたも普段はあまりはしゃいだ事やらないわよね?
北沢志保
まあそうですね。だからこそ反響が大きかったんだろうと、今なら分かります。
如月千早
そうね。じゃあ好評だからといって、ああいうのを毎回やってたらどうなるかしら?
北沢志保
ちょっと待って下さい。美奈子さんにお菓子作らせるのとそれがどう繋がるんですか?
如月千早
同じ事よ。佐竹さんが作ったケーキなら確かにインパクトはあるわ。矢吹さんも喜ぶでしょうね。
北沢志保
でしょう?だからよくお願いして…
如月千早
けどね。だからといって毎回続けてたら飽きられるわ。それに佐竹さんにも悪い。
如月千早
佐竹さんはあくまでも料理の腕を磨きたいの、パティシエを目指してるわけじゃないわ。
如月千早
それなのにケーキばかり作らせてたら負担にもなるし、本業に影響が出ないとも限らない。でしょ?
北沢志保
そうですね。私も人気だからって安易にあんな格好ばかりしてたらすぐ飽きられるでしょうし。
北沢志保
分かりました。可奈へのお土産は別の物にします。
如月千早
まあ矢吹さんが沢山食べてるとこ見たいって気持ちは分からなくはないけどね。
北沢志保
でしょう?なんだかハムスターとか兎が一生懸命食べてるみたいで可愛いんですよね。
如月千早
分かるわ!私も高槻さんとバーベキューに行った時、食べるより見てる方が幸せだったもの。
北沢志保
可奈だってやよいに負けてませんよ?今度撮影してきますから、是非見比べて下さいね。
如月千早
ええ、楽しみにしてるわ…と、話してばかりで注文がまだだったわね。
北沢志保
あ、いけないそうですね。それじゃあ…
北沢志保
すみません美奈子さん、海鮮丼お願いします。あと持ち帰りできな粉団子を。
如月千早
私はピーナッツサンドね。この後収録だし、軽目にしておくわ。
佐竹美奈子
ウチが中華料理なの、いい加減覚えてくれない?鳥頭なの、覚えた事すぐ忘れるの?
(台詞数: 37)