馬場このみ
P『このみさん、おはようございます!』
馬場このみ
おはようプロデューサー!朝の日差しがポカポカと暖かいわね!
馬場このみ
『ええ!さらにこのみさんの暖かいポカポカ頭を撫でて…(ナデナデ)』
馬場このみ
あらあら、もう…。フフフ…。
七尾百合子
このみさんが頭を撫でられても怒らない…!?これは天変地異の前触れでは…!!
七尾百合子
【一ヶ月後】
馬場このみ
『おはようございます、このみさん。すっかり梅雨ですね』
馬場このみ
おはようプロデューサー。ジメジメした時期だけど、元気出していきましょ!
馬場このみ
『そうですね、ではいつも通り、このみさんの頭を撫でて元気を…(ナデナデ)』
馬場このみ
フ、フフフフフ……。
馬場このみ
『このみさん…?どうかしましたか?』
馬場このみ
プロデューサー、気付かない…?何故私が頭を撫でられても怒らないのか…。
馬場このみ
『そう言えば最近怒ったり抵抗しないですね。一ヶ月前くらいかな?』
七尾百合子
あれは天変地異の前触れかと思いましたよ。何も起こりませんでしたけど。
馬場このみ
その一ヶ月前から私は撫でられた回数を数えていたのよ!!
馬場このみ
その一ヶ月前から私は撫でられた回数を数えていたのよ!!その数、53回!!!
七尾百合子
毎日1回以上撫でられてるじゃないですか…撫ですぎですよ、プロデューサーさん…
馬場このみ
そう、この回数撫でられても私が怒らなかった理由がわかる?
馬場このみ
『そ、それは一体…?』
馬場このみ
つけを払ってもらうためよっ!!!溜まりに溜まったつけをっ!!!
馬場このみ
そう、私が受けた53回の屈辱の代償を一気にあなたに払わせるために耐え抜いた!!
馬場このみ
『つ、つけ…!?ま、まさかお金を…!!?』
馬場このみ
撫で撫で53回分……そのつけは…
馬場このみ
撫で撫で53回分……そのつけは…日本酒53瓶!!!!おごってもらうわよっ!!!
七尾百合子
それ一気に払ったらアルコール中毒になっちゃいますよっ!!!
馬場このみ
ま、53回私に日本酒をおごる事でこの一ヶ月の撫で撫では帳消しにしてあげるっ!!どう?
馬場このみ
『えっと…日本酒一瓶と、それを53回……』
馬場このみ
『えっと…日本酒一瓶と、それを53回……出費がヤバい!!!』
馬場このみ
これはあなたが招いた事よっ!!!払えないなんて言わせないわっ!!!
馬場このみ
『……そのようなこのみさんの自分ルールがあるのなら、俺も自分ルールを発動させてもらう…!』
馬場このみ
フッ、理に適わないルールは無効よ?諦めて日本酒を……
馬場このみ
『俺はここに徳政令を発動するっ!!!!このみさんに対する債務は全て無効となる!!!』
馬場このみ
し、しまった!!!徳政令があった!!!これでは一ヶ月耐えた意味が…!!
馬場このみ
『形勢逆転ですね…!また明日からは撫でられるのを抵抗する日々に…!!』
馬場このみ
いいえ!!ならば私は生類このみさん大人扱い憐みの令を発動するわっ!!!
馬場このみ
これにより私は子供扱いされない!!!徳川家の威光を利用させてもらう!!!
七尾百合子
変な法令が増えていく…。これ完全に子供の遊びですよね…バリアーとか陣地とかのレベルの…。
(台詞数: 37)