
横山奈緒
【アオノリが復活し、数か月が経った。】

横山奈緒
【私は今でも相変わらずどたばたと忙しく魔法少女として活躍している。】

横山奈緒
【そんな私でも変わったことが一つ。】

七尾百合子
奈緒さん!こっちのほうも無事魔法で解決しましたよ!

横山奈緒
【なんと!百合子という可愛い後輩ができたんや!】

横山奈緒
【アオノリがいうには魔法使いの世界にも上下関係というものがあるみたいで】

横山奈緒
【後から魔法使いになった百合子は私の後輩なったってわけや。】

横山奈緒
【でもな、一つ問題があるねん。】

横山奈緒
【今紹介した百合子はな、魔法使いになりたての頃の再現なんや。】

横山奈緒
【それでな、今はどうかというと…】

横山奈緒
…あれ?おかしいな。この辺で困ってる人がいたはずなんやけど……

七尾百合子
あっれぇ?奈緒先輩じゃないですか?こんな所でどうしたんですかぁ?

七尾百合子
あぁ!!わっかりました~。もしかして困ってる人を探してたんでしたよねぇ?

七尾百合子
でも残念でしたねぇ?もう私が解決しちゃったんですよぉ。

七尾百合子
先輩もお疲れでしょ?今日は私に任せて後はゆっくり休んでてくださいよぉ。

横山奈緒
【……百合子がうざいねん。】

横山奈緒
なんやねんあいつ!最初の頃は奈緒せんぱ~いって後をついてきて可愛かったのに…

横山奈緒
今はどうや?完全に煽ってきとるやないか!先輩を何だと思っとるねん!

横山奈緒
「ナオ、キョウモナメラレトッタナ。マジウケルワwww」

横山奈緒
草を生やすな!ウケへんはこんなこと!

横山奈緒
こうなったら先輩としての威厳を取り戻すために百合子に決闘を申し込んだる!

横山奈緒
おい、百合子。なんや最近調子にのっとらんか?

七尾百合子
そんなことないですよ~。ただ~、先輩より私のほうが役に立ってるかなぁって思ってるだけですよ

横山奈緒
(うっざ…)

横山奈緒
百合子!私にも先輩としてのプライドがあるからな、魔法使いとしてどちらが優れているか勝負や!

七尾百合子
嫌で~す。

横山奈緒
百合子なら乗ってくれると思っとったわ。勝負の内容は…

横山奈緒
って受けへんのかい!(ビシッ)

七尾百合子
だって私に何のメリットもないじゃないですか?

七尾百合子
先輩ももう年なんだし世代交代ってことでいいじゃなんですか?

横山奈緒
私だってピチピチの17歳や!まだまだ現役でやってけるわ!

七尾百合子
(ヒソヒソ)どうしますか?アオノリ先輩?

横山奈緒
「ナオニモプライドガアルンヤロ。ウルサクナリソウダカラウケトキヤ」

七尾百合子
わかりました。その勝負、受けて立ちましょう。

横山奈緒
よし、勝負は一週間後。内容はどちらが魔法でよりよく解決できてるかでどうや?

七尾百合子
いいでしょう。実力差がわかって後で泣いても知らないですからね。

横山奈緒
それはこっちのセリフや。先輩としての格の違いを見せてやるわ!

横山奈緒
「ナオ、ワイハユリコノソバデオウエンシトルデ」

横山奈緒
お前はどっちの味方やねん!
(台詞数: 39)