その先の景色
BGM
透明なプロローグ
脚本家
かもねぎ
投稿日時
2017-03-18 00:00:00

脚本家コメント
百合子、お誕生日おめでとう!!
まだまだ終わらない物語、これからも一緒に描いていきましょう。

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七尾百合子
プロデューサーさん、私が初めてプロデューサーさんにあった時に聞かせた抱負、覚えてますか?
七尾百合子
百年後まで色褪せない、時代を超えた新鮮な感動を与えられるようなアイドルになりたいって。
七尾百合子
プロデューサーさん、笑わずに聞いてくれましたよね。私、すっごく嬉しかったんです。
七尾百合子
…正直、あの頃の私って、なにもかもへたっぴだったと思います。
七尾百合子
歌も上手いわけじゃありませんし、ダンスなんて特に。
七尾百合子
思った通りに身体を動かさないアイドルなんて、アイドル失格だなぁって。あの時そう思いました。
七尾百合子
……このまま、何もなし得ないまま、夢も叶えられなかったらどうしようって。
七尾百合子
そんな時に、CDデビューが決まったことを知らされて。嬉しかった反面、務まるか不安でした。
七尾百合子
だから私、歌詞や楽曲に込められた思いや物語だけは絶対に表現しようって決めたんです。
七尾百合子
そうしなきゃ、作ってくれた人に申し訳ないですから。聞き込んで、読み込みました。
七尾百合子
……そうしたら、自分の中に、風が吹いた気がしたんです。
七尾百合子
「描いていたのと違うかな、でも、これはわたしのストーリー」
七尾百合子
…物語って、いつも綺麗なだけじゃないと思うんです。主人公だって、苦悩しますし、挫折します。
七尾百合子
……時には、自信が持てなくて、絶望して、逃げ出してしまいたくなる時もあったり。
七尾百合子
でも、「なりたいわたしへと」。
七尾百合子
プロデューサーさんと約束したあの抱負を思い出したんです。
七尾百合子
どんなに泥臭くたって、いつか夢見たハッピーエンドにたどり着けたらなって。
七尾百合子
そこにたどり着くために、色んな人に背中を押してもらって、ここまで来られました。
七尾百合子
…でも、まだまだここからなんです。
七尾百合子
だって、私の夢って、いつまで経っても「なりたい私になりたい」って夢なんですもん
七尾百合子
プロデューサーさんやみんなと過ごした時間の中で、私、色んなことを経験してきました。
七尾百合子
辛いこともありましたけど、どれも忘れられない思い出の1つです。
七尾百合子
その思い出1つ1つに挟まれた栞が、私の夢を形どっているんです。
七尾百合子
もっとうまく歌いたい、話したい、踊りたい、ステージに立ちたい。
七尾百合子
書き足しても書き足しても足りないくらい、夢がたくさん増えていっちゃって。
七尾百合子
だから、それ全部を叶えるまで、夢は終わりません!
七尾百合子
ふふ、叶えても叶えきれないかも?
七尾百合子
だって、プロデューサーさんがいてくれる限り、私のプロローグは終わらないんですから。
七尾百合子
私がハッピーエンドを迎えるその日まで、プロデュース、よろしくお願いしますね?
七尾百合子
……あ、アンコール。
七尾百合子
はい、ちゃんと見ててくださいね、プロデューサーさん!
七尾百合子
七尾百合子、行ってきます!

(台詞数: 32)