七尾百合子
こんばんは。不思議語、語り部の七尾百合子です。
七尾百合子
今回も作者が子供時代に体験した出来事を紹介したいと思います。
七尾百合子
あれは作者が小学校高学年だったでしょうか…
七尾百合子
夜、いつものように電気を消して寝ていた時でした。
七尾百合子
しかし、ふと気付くと部屋の電気が点いていました。
七尾百合子
どうしたのだろう?確かに消したはずなのに…
七尾百合子
そう思って起き上がろうとしてみると…身体が動きません。
七尾百合子
いわゆる金縛り状態ですね。
七尾百合子
何だこれ?と思っていたその時…
七尾百合子
作者の身体から何かが出てきました。
七尾百合子
それは灰色をしたモヤでした。そのモヤはどんどん出て来て…
七尾百合子
やがてモヤは人の形になりました。そして部屋のドアに向かって移動しだしました。
七尾百合子
その光景を作者はただただ目で追うだけでした。
七尾百合子
そして…その灰色の人がドアノブに手を掛けようとした瞬間…
七尾百合子
突然クルリとこっちを向いたかと思ったら作者に向かって飛び掛かって来たのです!
七尾百合子
作者は悲鳴を上げ飛び起きました。
七尾百合子
そして自分が真っ暗な部屋にいる事に気付きました…
七尾百合子
もちろん、さっきまで見ていた灰色の人はいません。
七尾百合子
作者は夢だったのか?と思いました。しかしすぐにそうとも言い切れないかも…とも思いました。
七尾百合子
何故なら悲鳴を上げ飛び起きる瞬間、身体の金縛りが解ける感触があったからです…
七尾百合子
さて、この出来事は夢か現か…どっちだったのでしょうね?
七尾百合子
世の中、不思議な事があるものですね。
七尾百合子
それでは今日のお話はここまでです。
七尾百合子
作者にネタがあればまたお会いしましょう。
七尾百合子
語り部は七尾百合子でした。
(台詞数: 25)