水瀬伊織
これはPの住んでいる所で数年前に起きた事よ…その日団地の2階に老夫婦が引っ越してくる…
水瀬伊織
そう母から話を聞いたわ。老夫婦ね…久しぶりに2階に誰か住むのか〜Pは少し気になったわ
如月千早
確かに誰か引っ越してくる時は気になるわね…どんな人なのかね。
水瀬伊織
そして数日後荷物が運ばれてきたわ…もうすぐ来るのか〜Pは家に帰ったわ…
水瀬伊織
それから数日後Pは気になったそうよ…来ないな…?いつまでたっても引っ越して来ない
水瀬伊織
母も気になり周りの人に聞いたら夫婦の奥さんが入院したらしく病院にいると聞いたわ…
如月千早
引っ越してくる時に入院なんて不思議なタイミングね…元々悪かったのかしら?
水瀬伊織
そうなのか…Pは母に聞いて納得したわ。そして時は過ぎたわ…
水瀬伊織
結局引っ越して来ないのか〜数ヶ月過ぎていたわ…そしてあの日がきたの…
如月千早
数ヶ月過ぎたなんて相当悪い病気なのね…あの日?
水瀬伊織
その日は深夜までゲームをしていたわ。部屋が明るいと家族が困るから消してTVは音量を下げた…
水瀬伊織
そしたら外からガサガサ!ガサガサ!と聞こえて来たわ!家の前の公園を見てみたらゴミ袋があった
水瀬伊織
なんだ…ゴミ袋かよ!びっくりしたわ。カーテンを閉めた時横にある非常階段を昇る足音がしたわ…
如月千早
非常階段からなんて…恐いわね…大事なものだけど不安ね。
水瀬伊織
カン!カン!カン!階段を上がって行く…Pは母を起こしたわ!父は仕事で居なかったからね。
水瀬伊織
今非常階段を誰かが昇ってるんだよ!誰だろう!?母は寝ぼけていたので駄目だったわ!
如月千早
確かに深夜にいきなり起きるのはキツいわね…
水瀬伊織
上の部屋のベランダにそいつはいたわ…そして窓を開けて部屋に入る音がしたわ!中に入った!?
如月千早
鍵が開いていたの!?…一体何故かしら…中編に続く
(台詞数: 19)