委員長とティータイム
BGM
TOWN_RMX
脚本家
Կիշիրա
投稿日時
2016-12-17 01:15:30

脚本家コメント
莉緒「はあ、今日も寒いわね」
このみ「寒いからサムがつくもの言って暖まりましょう……か!」
莉緒「そうします……か!」
このみ「サムゲタン」
莉緒「サムギョップサル」
このみ「サムシング、そういえば」
莉緒「サムライ、どうしたの?」
このみ「サムタイムス、紗代子ちゃん達最近さ」
莉緒「サムターン、ああ、そういう事」
このみ「サムバデー、何か知ってる系?」
莉緒「サムネイル、そうね、言っても良いかしら」
このみ「サムウェア、教えて教えて!」
莉緒「……」
このみ「あれ、いきなり黙って記憶喪失?」
莉緒「このみ姉さん、ズルすぎ」

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七尾百合子
ふーん。
高山紗代子
おや、どうしたんだい?間の抜けた声を出して。
七尾百合子
今テレビ見てたんですけど……あ、これ美味しいですね。
高山紗代子
テレビ?……ああ、そんな物も奥の方にしまってたかもしれないね。よく見つけたね。
七尾百合子
で、本物の警察の人が出てたんですけどね。あ、部長もいります?お饅頭。
高山紗代子
一つもらおう。それで、その番組がどうしたって?
七尾百合子
あ、ほら。推理小説とかマンガとかである警察が探偵に謎解き云々を依頼するパターン。
七尾百合子
あれ嘘なんですってね。そんなプロが一般人をあてにするわけないって。
高山紗代子
それは当たり前だろう。おや、本当に美味しいね。これ。
七尾百合子
あれ、意外な反応。部長の事だから探偵を馬鹿にするべからず的な事言うのかと。
高山紗代子
私が警察でもそう言うさ。
七尾百合子
なんか含みのある言い方ですね。あ、そういえばもう一つ言ってました。
七尾百合子
なんとこの現代社会には、怪人二十面相的な大怪盗もいないんですって!
高山紗代子
君も結構ロマンチストだね。百合子君こそ現代社会では稀有な存在だよ。でもまあ……
高山紗代子
それも、そう言うしかないだろうさ。
七尾百合子
あー、めっちゃ含んでるー!勿体ぶらないで何知ってるのか教えてくださいよー!
高山紗代子
どうだろうね。さて、美味しいお饅頭をもらったお礼に、お茶を淹れよう。
七尾百合子
あれ、このお饅頭。部長が用意したんじゃないんですか?
高山紗代子
……
七尾百合子
え……?
高山紗代子
しまった。やられた。
馬場このみ
こんにちはー!このみお姉さんですー!
高山紗代子
……やっぱり。
七尾百合子
え、え、どなたですか。
馬場このみ
いやあー、高山大先生がなかなか受けてくれないので結局また私がおつかいに頼まれちゃった。
馬場このみ
いやあー、私も紗代子ちゃんにはお世話になりっぱなしだし、申し訳ないなーと思って。
馬場このみ
ダメ元、ほんとダメ元でこうしてお願いに来たわけでございますけど。
馬場このみ
流石にお願いする立場で手ぶらって言うのも失礼だなーって思いやして、手土産の一つでもと。
馬場このみ
まあ紗代子ちゃんがこれで引き受けてくれるとは思ってないけどまあダメ元でお饅頭をおいといたん
馬場このみ
えーーーー!!全部美味しく食べてくれたって事は快く引き受けてくれるって事ー!?やったー!!
馬場このみ
それじゃあ詳細は追って連絡するんでお待ちくださいって感じで!!
馬場このみ
じゃあさよならばいばい!
七尾百合子
……
高山紗代子
……
七尾百合子
……今のなんだったんですか。って部長めっちゃ打ちひしがれてる。
高山紗代子
……いや、別に頼み事をするのは良いんだよ。私も推理ができるからね。
七尾百合子
まああの、推理の依頼なんだなーってのは分かりましたけど。あの人誰なんですか。
高山紗代子
ただいつもロクな依頼じゃないからね。それに私も暇じゃないし。
七尾百合子
いや結構優雅に過ごしてるように見えますけど。
高山紗代子
あのね、もし私を従わせたいならちゃんと頼めば良いだろう?
高山紗代子
こうやって毎回毎回騙していかなくても良いと思わないかい?
七尾百合子
毎回やられてるんですか。
高山紗代子
しかもお饅頭のパターンは2回目だ!
七尾百合子
それは引っかかる方が悪いような。
高山紗代子
はあ、せっかく生徒会長と話せて良い感じだったのにすっかり落ち込んでしまった。
七尾百合子
部長にも苦手な物とかあるんですね。なんか一つ得した気分。
高山紗代子
まあ、お茶でも飲んで落ち着こう。百合子君も飲むと良い。
七尾百合子
あ、はい頂きます。私部長の紅茶好きなんですよ。
高山紗代子
……百合子君、そのお茶。
高山紗代子
美味しかったかい?

(台詞数: 50)