七尾百合子
昔々ある所に、シンデレラという名前の可愛らしい女の子がいました。
七尾百合子
家族である継母と義姉に嫌われていたシンデレラは、いつも家の中に閉じ込められていました。
矢吹可奈
継母「シンデレラ。お前は絶対に家の外に出るんじゃないよ。わかったね?」
矢吹可奈
はい…お義母さま…。
七尾百合子
ある日、この国のお城で武闘会が開かれることになりました。なんと、王子様も参加するそうです。
七尾百合子
その知らせに継母と義姉は大はしゃぎ。おめかしして出かけることにしました。
七尾百合子
しかし…もちろんシンデレラはお留守番です。
矢吹可奈
はぁ…私も武闘会に行きたかったなぁ…素敵な王子様に会いたいなぁ…。
矢吹可奈
でも、家から出たら怒られるし…それに私なんかが行ったら駄目だよね…。
七尾百合子
悲しみ、溜息を吐くシンデレラ。その様子を、1人の魔女が見ていました。
馬場このみ
なんで可哀想なシンデレラ!お姉さん、涙が出てきたわ!
矢吹可奈
わっ!?あなたは一体誰ですか!?
馬場このみ
私は通りすがりの魔女よ。それよりシンデレラ。あなたを武闘会に連れて行ってあげましょうか?
矢吹可奈
えっ…でも、私なんかが行ったら、みんなびっくりしますよ?
馬場このみ
お姉さんに任せなさい!あなたを立派なレディーにしてあげるから!
馬場このみ
ちんからほいっ!
七尾百合子
魔女が呪文を唱えると、あら不思議!シンデレラの服が素敵なドレスに早変わり!
矢吹可奈
わあ、綺麗!それと…動きにくいですね!
馬場このみ
これで武闘会でも浮かないはずよ。楽しんでくるといいわ。
馬場このみ
あとはお城までの馬車を用意しましょう。
馬場このみ
てけれっつのぱー!
七尾百合子
魔女が呪文を唱えると、あら不思議!かぼちゃが馬車に早変わり!
馬場このみ
さあ、これに乗って行きなさいな。
矢吹可奈
ありがとうございます!親切な魔女さん!
馬場このみ
いいのよ。私は悩める乙女の味方だもの。
馬場このみ
ただし、魔法は午前0時までしかもたないの。それまでにお城を出るのよ?いい?
矢吹可奈
はい!わかりました!
七尾百合子
そう言うと、シンデレラはお城の武闘会に出発しました。
七尾百合子
さあ、シンデレラはどうなってしまうのでしょうか?
(台詞数: 29)