委員長と夜 後編
BGM
TOWN_RMX
脚本家
Կիշիրա
投稿日時
2016-10-15 01:26:09

脚本家コメント
莉緒「あれ」
紗代子「あ、どうしたんですか?」
莉緒「あら紗代子ちゃん、今日は教室じゃないの?」
  「百合子ちゃんがいないのも珍しいわね」
紗代子「今日は私達が行くパターンなんですって」
莉緒「あら、どこに?」
紗代子「図書室の方にいるみたいですよ」
   「さっきメール来ました」
莉緒「自然に呼び出されてるのね」
【やっと終わり!これからつづけるかは未定です。とにかくこんな良くわからないのを読んでいただき感謝です】

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七尾百合子
……
高山紗代子
百合子君。
七尾百合子
あ、部長。どうしてここに……
高山紗代子
それは君に会いに来たからね。
七尾百合子
そうじゃなくて、何でここにいるってわかったんですか?
七尾百合子
わざわざ中等部の図書館に来たのに。
高山紗代子
探偵だからね。
七尾百合子
あ、あの……さっきは。
高山紗代子
謝罪なら良い。私から君に伝えるべき事があって来た。
七尾百合子
……はい。
高山紗代子
まず改めて、君の推理は大方正しい。
高山紗代子
学校の七不思議は全てでは無いが、ほとんどは私たちで作っている。そしてそれを解くのも私たちだ
高山紗代子
まあ、実は謎を作る人物と説く人物は別なんだが、まあそれはおいおい話すとしよう。
高山紗代子
そしてそれが我が探偵部をはじめとする部活の活動報告が目的であったというのも事実だ。
高山紗代子
だが、それ自体は褒められた事では無いかもしれないが、悪いとは思っていない。
高山紗代子
今回君を同行させたのも、ヒントを与えたのも君の言う通り君に気づいて欲しかったからだ。
高山紗代子
それは何度も言うように、普通に言ったのでは伝わらないと思ったからだが。
高山紗代子
しかし、
七尾百合子
……
高山紗代子
確かに君の心情を鑑みていなかったかもしれない。
七尾百合子
……
高山紗代子
……だから今回のこの事については。
高山紗代子
……
高山紗代子
……滅多に無いことだが。
高山紗代子
特別の特別に。
高山紗代子
本当に今回だけ。
高山紗代子
この私が!
七尾百合子
…………
高山紗代子
私の落ち度として、認めよう。
七尾百合子
……
高山紗代子
……
七尾百合子
あ、あの。それって?
松田亜利沙
謝ってるんですよ。
七尾百合子
うわ、いたんですか。
松田亜利沙
いたも何も、私が百合子さんの居場所を教えましたからね。
高山紗代子
本当に、亜利沙君は何でも知っていて助かるよ。
七尾百合子
……推理は?
高山紗代子
何を言ってるんだい?彼女も立派な探偵部の一員だよ。
松田亜利沙
水面下でもがく白鳥スタイルが部長の真骨頂ですからね。
七尾百合子
部長!
高山紗代子
……君のそんな顔も見慣れてきたよ。
七尾百合子
先ほどは、失礼な態度をとってしまって……
高山紗代子
さっきも言った。謝罪はいい。とりあえずついて来て欲しい。
七尾百合子
あ、はい。七不思議の続きですね!早く終わらせましょう!
高山紗代子
いや、それは明日からにしよう。今日は課外授業だ。高坂君も呼んでおいた。
松田亜利沙
美味しいたい焼き専門店を予約しておきました!
七尾百合子
えーっと、それはどういう……そもそも高坂さん部員じゃないし。
高山紗代子
百合子君、ゆっくり、話そう。
七尾百合子
……
七尾百合子
……はい!

(台詞数: 50)