七尾百合子
【朝】うぅ…朝は苦手だなぁ〜…
七尾百合子
一希「おはよう百合子。おれが弁当を作っておいたから持っていってくれ」
七尾百合子
一希さん凄いです!ありがとうございます!
七尾百合子
文香「…おはようございます…」
七尾百合子
あ、おはようごz…って文香さん!髪が!髪が荒れてますよ〜〜!
七尾百合子
【昼】……………
七尾百合子
お母さん、肩叩きしてあげよっか♪
七尾百合子
お父さんも本ばっかり読んでないで何か言ってよ〜♪
七尾百合子
……………
七尾百合子
……………ここでは言えるんだよ、ここでは!でもいざとなると言いづらいのはよくあること…
七尾百合子
ううん、企画のため、家族愛を知るためにも、子供としての立場を弁えなきゃ!よし!
七尾百合子
(ガチャ)あ、お父さん!
七尾百合子
え、プロデューサーさん!?ちが、違うんです!これは違うんですよ〜!信じてください〜!
七尾百合子
【数時間後】もしもし文香さん?はい、こっちももうすぐ仕事が終わります!
七尾百合子
え?お迎えに行く?いいですよそんな〜!恥ずかしいです〜!
七尾百合子
…でも少し甘えてもいいかな?お願いします…
七尾百合子
【数分後】すみません文香さん…私のために足を運んでしまって…
七尾百合子
文香「いえ…これも母親としての役目ですから…幾ら学生とはいえ、物騒な世の中ですから…」
七尾百合子
文香「少しでも…お役に立ちたいと思いまして…」
七尾百合子
…そこまで思ってくださるなんて…ありがとうございます!こんな優しいお母さんはいませんよ!
七尾百合子
あ、私の親とは別として、です…あはは。
七尾百合子
それにしても…文香さんは隠れた母性愛を感じます。普段とは全く違います。
七尾百合子
文香「そんな…私はただの本を売るだけの特徴を持たない暗いアイドルですから……」
七尾百合子
そんな、ありすちゃんと一緒にいるだけでも伝わりますよ!将来いいお母さんになれますよ!
七尾百合子
文香「百合子さん……ありがとうございます…」
七尾百合子
【夜】今日の夕飯は一希さんが担当なんですね!楽しみだな〜♪何だろう今日のご飯は〜?
七尾百合子
文香(一希さんの事ですから…恐らく…)
七尾百合子
【数秒後】…キノコ料理…ですか。
七尾百合子
一希「…嫌だったか?」
七尾百合子
いえいえ、そうではないんです!ただ、お弁当でもキノコでしたからつまらないというか…
七尾百合子
文香「悪い意味ではありませんので…落ち込まないで下さい…」
七尾百合子
一希「別に落ち込んでいるわけではないが…一応素材はマツタケだ」
七尾百合子
えええええええええええ!!??
七尾百合子
【数分後】一希「とりあえず、今日で学んだ家族についてを話し合おう…まずはおれから」
七尾百合子
一希「誠司さんに色々聞いてみたが、料理は必須。男であるなら家族を守れる力が必要だと…」
七尾百合子
一希「料理はともかく…おれは正直、まだまだ力不足だ。君達を守れるかどうかは…」
七尾百合子
気にしてませんよ!その時はフォローし合いましょう!
七尾百合子
文香「次は私…ですね。…母性愛と、その…父の事をダーリンと呼べば愛情が高まるとの…」
七尾百合子
ダーリンは流石に…文香さんには合わないかと…
七尾百合子
一希「おれも…それは大袈裟すぎると思う。普通に名前で呼んでくれ」
七尾百合子
文香「…解りました。後は…後ろ向きにはならないこと……私にとって最大の課題点ですね」
七尾百合子
一希「後ろ向きは我が家でよくあることだ…そこは少しずつ皆で改善し合おう」
七尾百合子
文香「色々本とかで読んで頭に入れておきましたが、実践とは桁が違いますね…」
七尾百合子
一希「次は百合子だが、どうだ?」
七尾百合子
え!?あ、えーっと…その…うーん…凄く言いづらいですが、言ってもいいですか?
七尾百合子
…お父さん…お母さん…なーんて。
七尾百合子
文香&一希「…………!」
七尾百合子
同じ立場ですし、こういった呼び方は失礼かなって思いましたけど…家族ですし…ここだけなら…
七尾百合子
あ、あれ二人とも!?顔赤くしてどうしたんですか!?何か私変なこと言いました〜〜!?
七尾百合子
【一瞬、お父さんとお母さんと言うだけで、心が軽くなりました。恥はお互い2倍ずつですが…】
(台詞数: 50)