たまきと不思議な絵本の物語 2ページ
BGM
BOUNCING♪ SMILE!
脚本家
れみす
投稿日時
2016-09-11 16:50:30

脚本家コメント
2ページ目「かくれんぼ」
      ~たまき日記~
『ついにかくれんぼの始まり!友達になったルリと一緒に子分を探すんだ!でも、近くにいるのはわかってるんだけどどこにもすがたが見えないんだ。こうなったら可憐おねえちゃんからも褒めてもらったたまきのひっさつ技!「くんくん」であっという間に見つけちゃうぞ!くふふ♪地面の下に隠れててもたまきにはつうようしないぞ。こぶんとのはげしいたたかいに勝ったたまき!こんなに楽しんだのも久しぶり!また一緒に遊びたいな♪』
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大神環
じゅ~う!もういーかーい!?
永吉昴
もういいよー!
大神環
くふふ♪かくれんぼの始まりだー!
七尾百合子
楽しそうだね。えっと…環ちゃん…だよね。
大神環
うん!たまき、遊ぶの大好きだからね。ルリは楽しくないの?
七尾百合子
私、かくれんぼはちょっと…
七尾百合子
前にね、村の子達がかくれんぼに誘ってくれてね。一緒にやってたんだけど…
七尾百合子
そのまま見つけてもらえないでみんな帰っちゃったことがあったんだ。
大神環
忘れられちゃったの?
七尾百合子
どうなんだろ?私、昔から本ばかり読んでるからあまり村に友達がいないんだ。
七尾百合子
いつもひとりぼっちで…だからかくれんぼに誘って貰えた時は嬉しかったんだけどな…。
大神環
ふ~ん。
七尾百合子
ごめんね。変な話しちゃって。
大神環
よし!それじゃあたまきがかくれんぼの楽しさを教えてあげる!だから一緒に探そ?
七尾百合子
でも…環ちゃんの迷惑になっちゃうよ?私がいたら足手まといになっちゃうし…。
大神環
そんなことないよ。だってたまき達…
大神環
もう友達でしょ!
七尾百合子
とも…だち…?
大神環
うん!一緒に遊んだらもうその人とは友達!だから迷惑なんて考えなくていいんだよ。
七尾百合子
友達……そう言ってくれたの、環ちゃんが初めてだ。
七尾百合子
えへへ、嬉しいな。私、頑張ってみる。よろしくね、環ちゃん。
大神環
うん!一緒に子分を探そうね。きっとこの近くにいるはずだから。
七尾百合子
そんなことわかるの?
大神環
さっきの「もういいよー」って声がそんなに遠くから聞こえなかったからきっと近くにいると思うよ
七尾百合子
すごい…そんなことまでわかるんだ。
大神環
くふふ。たまき、かくれんぼは得意だからね。
七尾百合子
~捜索中~
七尾百合子
全然見つからないね。
大神環
う~ん、この辺であってるはずなんだけどなぁ。
七尾百合子
達人っていうだけあるね。
七尾百合子
って環ちゃん、何してるの?
大神環
くんくん…くんくん……
大神環
くふふ。たまきから逃げられると思わないでね。子分はここにいるぞ。
七尾百合子
ここって……落ち葉が落ちてるだけで何もないよ?
大神環
くふふん♪何もないと思うでしょ?この地面の下に子分はいるはずだよ。
七尾百合子
さすがにそんなところにいないと思うけど…(ザックザック)
永吉昴
うわっ!見つかった!?
大神環
子分みーっけ!この勝負、たまき達の勝ちだね。
永吉昴
くっそー!ここなら絶対に見つからないと思ったのに。なかなかやるな!
大神環
子分の匂いを嗅いだから居場所が分かったんだぞ。
七尾百合子
匂いでわかるの!?
大神環
たまきね、可憐おねえちゃんからもすごいねって褒めてもらったことあるんだ。
七尾百合子
そんな技があったとは知らなかった…。
永吉昴
ちっくしょー!次に会った時は覚えとけよー(ダッ)
七尾百合子
行っちゃったね。
七尾百合子
(ダッダッダッ)あ、戻ってきた。
永吉昴
かくれんぼ、楽しかったぜ。またやろうな。
永吉昴
それを言いに来ただけだ。次は俺が勝つからなー!覚えてろよー!(ダッ)
大神環
たまきも楽しかったー!また遊ぼうねー!

(台詞数: 49)