ミリオン童話「赤ずきん」
BGM
創造は始まりの風を連れて
脚本家
CRバルスP@禁酒中
投稿日時
2016-09-07 19:00:27

脚本家コメント
課金病棟が割とシリアスな話だったので、バランスを取る意味でほのぼの系を書きました。

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七尾百合子
昔々ある所に、1人の可愛らしくわんぱくな女の子がいました。
七尾百合子
いつも真っ赤な頭巾を被っていたことから、その女の子は「赤ずきん」と呼ばれていました。
七尾百合子
ある日、赤ずきんはおばあちゃんの家に遊びに出かけました。
七尾百合子
ところが、不幸にもその様子を悪いオオカミが見ていました。
七尾百合子
オオカミは考えました。「先回りしてお婆ちゃんに変装し、油断した赤ずきんを食ってやる」と。
七尾百合子
そうとは知らない赤ずきんは、のこのことお婆ちゃんの家にやってきました。
木下ひなた
ばあちゃんばあちゃん。あたしだよ。元気にしてるかい?
高山紗代子
おやまあ、赤ずきんや。待ってたんだよ。おあがり。
木下ひなた
あれ?あたしが来ること、ばあちゃんに言ってたっけ?
高山紗代子
ははは、ばあちゃんには何でもお見通しだよ。
高山紗代子
それよりも、もっと近くに来て、元気な顔をばあちゃんに見せておくれ。
木下ひなた
うん!わかった!
木下ひなた
……おや?
高山紗代子
どうしたんだい?
木下ひなた
ばあちゃん。ばあちゃんは、どうしてそんなに目を細めているんだい?
高山紗代子
可愛いお前をよく見るためさ。あいにく眼鏡を修理中でね。
木下ひなた
それに、どうしてさっきからあたしの臭いを嗅いでいるんだい?
高山紗代子
お前の成長を確かめるためさ。随分と成長したようだねぇ。
木下ひなた
ばあちゃんの耳は、どうしてそんなに大きいんだい?
高山紗代子
つけ耳だよ。ナウいだろう?
高山紗代子
ふふふ、可愛い赤ずきん。もっと私の近くに来ておくれよ。
木下ひなた
…あのね、ばあちゃん。
七尾百合子
そして、赤ずきんは一歩おばあちゃんに近寄り…尋ねました。
木下ひなた
おばあちゃんの身体は、どうしてそんなにも鍛え抜かれているんだい?
高山紗代子
世界最強になるためさ。
木下ひなた
まだ最強じゃないのかい?
高山紗代子
さあ。世界は広いからね。ただ、ここ数十年は無敗だよ。
木下ひなた
凄いんだねぇ。
高山紗代子
さて…赤ずきんや。お前がどれほど強くなったか見てやろう。
木下ひなた
ええ…ばあちゃん。もう年なんだから、あんまり無理は良くないよぉ?
高山紗代子
何言ってんだい。私は生涯現役さね。
木下ひなた
でも…あたし、最近は熊ともお相撲とってるよ?
高山紗代子
熊程度で生意気言うんじゃないよ。私はゾウにだって勝った事があるんだ。
木下ひなた
ほえ〜、ばあちゃんはやっぱり強いなぁ。
木下ひなた
それじゃあ久しぶりにヤろっか!あたし、外で待ってるね。
高山紗代子
はいよ。
高山紗代子
……ふふふ。私の若い頃にそっくりじゃないか。
木下ひなた
あ、そうそう。ばあちゃん。
高山紗代子
何だい?
木下ひなた
家の外で犬っころが伸びてっけど、これ、ばあちゃんがやったのかい?
高山紗代子
忘れた。
七尾百合子
それから、赤ずきんとおばあちゃんは三日三晩、仲良く戦い続けました。
七尾百合子
こうして、祖母から孫へ、最強の遺伝子は着実に受け継がれていきましたとさ。めでたしめでたし。

(台詞数: 43)