七尾百合子
ほら、ここですよ!
七尾百合子
いかにも甘味どころって感じがしていいですね…雰囲気に当てられているせいでしょうか?
七尾百合子
瓦屋根、夕陽色に灯る提灯、古風な雰囲気が漂って…まるでタイムスリップしたみたい
七尾百合子
誰も通らない路地裏を抜けると、そこは先程までとはどこか違う町並み…
七尾百合子
そこには忙しなく走り回る飛脚、街を闊歩する侍、そして私を狙う謎の…!
七尾百合子
むぇぇ、ほっへはほひっはらはひへふははひ…!
七尾百合子
うぅ、痛い…
七尾百合子
でも、また1人で夢中になってしまったので私も反省です。すみません…
七尾百合子
…そうですよね、せっかく来たんですから、楽しまないと!
七尾百合子
あ、見てください!ここで和装に着替えられるみたいですよ!
七尾百合子
せっかくですし、着替えませんか?
七尾百合子
ーーうう、どうしてこの衣装しか残っていなかったんでしょうか…陰謀を感じます
七尾百合子
似合ってるなんて言われても、恥ずかしくてうまく喜べないですよぅ…
七尾百合子
お仕事はお仕事、今は今です!プライベートでこんな格好…!
七尾百合子
あ、あんまり声を大きくするのはまずいですよね、すみません…
七尾百合子
……でも、褒めてくれてありがとうございます、嬉しいです
七尾百合子
…プロデューサーさんも、和装、似合ってますね
七尾百合子
はい、それはもう!普段はスーツ姿ばかり見てましたから、なんだか新鮮です
七尾百合子
……胸元とか、いい感じです、はい
七尾百合子
な、なんでもありません!
七尾百合子
さ、歩きましょう?せっかく履いた下駄の音も楽しみたいです
七尾百合子
ーーなんだか、目移りしちゃいますね…
七尾百合子
無秩序のようですけど、ちゃんと考えがあって並んでいるような気がします
七尾百合子
とくにほら、甘味処と焼き串屋さんなんて計ったような組み合わせです
七尾百合子
しょっぱいものを食べると甘いものが食べたくなって、その逆もまたしかりです
七尾百合子
別に、私が食いしん坊ってわけじゃないですよ!そういう心理状況にさせるといいますか…
七尾百合子
なんで笑ってるんですか!別にいいじゃないですか、美味しいんですから…
七尾百合子
ですよね、食べることは悪いことじゃありませんよね!?
七尾百合子
う、はい…体型の管理はしっかり、はい…
七尾百合子
でも、今日くらいは…
七尾百合子
でも、今日くらいは…やった、じゃああのお店に行ってみたいです!ほら、あの甘味処!
七尾百合子
ふむふむ、オススメは抹茶アイス…
七尾百合子
ここにしましょう、プロデューサー!抹茶アイスが食べたいです
七尾百合子
ーーうーん、うーん……
七尾百合子
すみません、もう少しだけ待ってもらえますか…?
七尾百合子
黒蜜バニラも捨てがたい、でもやっぱり抹茶アイスも……はぁ、最中のトッピングはどうしよう…!
七尾百合子
……そうだ
七尾百合子
決めました、抹茶アイスでお願いします!
七尾百合子
はぁ、注文でここまで頭を使うなんて思いませんでした…
七尾百合子
え、どうして抹茶アイスにしたのか、ですか?
七尾百合子
……プロデューサーさん、お茶の花言葉って知っていますか?
七尾百合子
知らない…そうですか
七尾百合子
いえ、知らないならそれでいいんです
七尾百合子
知っていても、どうってことはないですけどね、あはは…
七尾百合子
なんでもありませんったら、内緒です!
七尾百合子
ふふ、悔しかったら気づいてみてくださいっ
(台詞数: 46)