七尾百合子
おはようございます。記念日情報局劇場支部MCの七尾百合子です。
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このDTは毎日ある何かしらの記念日を多くの人に知ってもらおうという趣旨の下
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Pさんの独断と偏見で情報を発信していくというものです。それでは早速始めていきましょう。
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今日は、劇画の日です。
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1964年のこの日、青林堂が劇画雑誌『ガロ』を創刊したことにちなみます。
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劇画は、漫画の表現技法、もしくは漫画のジャンルの一つです。
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「劇画」という名称は辰巳ヨシヒロの考案によるものであり
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劇画工房の誕生以降の劇画ブームによってに世間一般に名称が定着しました。
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劇画とは、それまでの漫画から一線を画した漫画表現の手法であり
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子供向けの漫画と分類されるために作られた青年向け漫画のジャンルでもあります。
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従来の漫画はあくまで子供向けであり
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自分たちの作品がそのような評価を受けることを辰巳らは極端に嫌っていました。
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貸本劇画の読者層は労働者階級の若者であり
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また劇画工房のメンバーも同じような階層の若者でした。
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作風としてはハリウッド映画やハードボイルド小説の影響が大きいです。
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劇画の技術的な手法としては、カメラワークを使ったコマ割りが挙げられます。
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俯瞰や煽りで三人称視点を取り入れたダイナミックな視点からの描写
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人物のアップによる内面心理描写などがあります。
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また、太字で強調された擬音や、効果線、集中線を使った演出
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同じシーンを連続的にコマに描くことによって時間経過を圧縮する演出なども
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劇画工房の開発によるものです。
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劇画工房はハリウッド映画を参考にこれらを漫画技法として開発したもので
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このような革新的な表現が許されたのは
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彼らが主に執筆していた日の丸文庫の「表紙以外は自由に描かせる」という放任主義の成果
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日の丸文庫の専務で漫画編集をしていた山田喜一が映画に対して理解が深かったおかげとされます。
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これらの技法はすぐに模倣されて漫画の一般的な技法として定着し
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劇画の独自手法として見なされなくなってしまったため
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世間一般には後の劇画雑誌ブームの際に流行した
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「描線の多いリアルタッチな画風の漫画が劇画である」という
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ステレオタイプなイメージが残りました。
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ということで今日は「劇画の日」です。
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今日も1日頑張りましょう!
(台詞数: 32)