風と踊る花を感じて
BGM
風花
脚本家
なばかり長介
投稿日時
2016-07-19 16:52:09

脚本家コメント
新ガシャの風花さんの立ち絵に一目惚れして何とか使いたいと悩みに悩んで生まれたお話
風と花の戯れ、皆さんにはどう映りますか?

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七尾百合子
みなさんは、風を見たことがありますか?
七尾百合子
私は風そのものは見たことがありません
七尾百合子
当然ですよね。風は空気のダンス、見えない空気の踊りはどんなに可憐でも見えないものです
七尾百合子
ですが『風流』という言葉があるように、人は古来より見えない風に雅を感じていました
七尾百合子
ある人は厳しくも美しい冬の吹雪に
七尾百合子
ある人は秋の空に流れる雲に
七尾百合子
ある人は揺れる夏の草原の碧に
七尾百合子
見えない風のダンスを共に踊るパートナー越しに感じ、観る
七尾百合子
そうして人々は、風の表情を、心を、古い時代から覗き続けてきました
七尾百合子
私は思います。風はとても愛らしく、いたずらっ子なのではないでしょうか?
七尾百合子
だから、ついつい気になって、見えないと知りながらも見入ってしまう
七尾百合子
そこにもほら
七尾百合子
春の風が花を舞いあげて季節外れの吹雪を踊ってますよ
豊川風花
~おしまい~

(台詞数: 14)