高山紗代子
ねぇ百合子、お茶にしない?
七尾百合子
ええ、紗代子さん。あ、私お茶淹れてきますね
高山紗代子
ありがとう、期待してもいい?
七尾百合子
うぅ…そんな大したものは淹れられませんよ?
高山紗代子
ふふ、ごめんね
七尾百合子
全くもう…はい、どうぞ
高山紗代子
ありがとう。うん、美味しい
七尾百合子
雪歩さんのとどっちが美味しいですか…?
高山紗代子
え、えっと…お、同じくらい…美味しい…よ?
七尾百合子
…………本当ですか…?
高山紗代子
…………ごめんなさい
七尾百合子
はぁ…まぁ分かってますけどね…雪歩さんのは美味しいですから
高山紗代子
あはは…でも百合子の淹れてくれたお茶も美味しいよ?
七尾百合子
あ、ありがとうございます
高山紗代子
じゃあお詫びも兼ねて…はいどうぞ
七尾百合子
わぁ…!
高山紗代子
これがあるからお茶にしようと思って
高山紗代子
みんなには内緒ね?
七尾百合子
二人だけの秘密…ですね
高山紗代子
そんな大それたものじゃないけどね
高山紗代子
じゃあ食べましょうか
七尾百合子
はい、いただきます!パクッ…うわ……
高山紗代子
ね?すごいでしょ?
七尾百合子
はい…今まで食べてたものと同じたい焼きとは思えません…
高山紗代子
ね、私も初めて食べた時驚いちゃった
高山紗代子
その代わりなかなか手に入らないんだけどね…
七尾百合子
うぅ…どうしてくれるんですか…こんなの食べたら…
七尾百合子
これから普通のたい焼きを食べられなくなっちゃいますよぉ…
高山紗代子
じゃあもうやめる?
七尾百合子
食べます…うぅ…モグモグ
高山紗代子
美味しかった〜
七尾百合子
ごちそうさまでした!
高山紗代子
ふふ、食べた分動かなきゃね
七尾百合子
う…忘れたかったことを…
高山紗代子
忘れちゃだーめ。アイドルなんだから体型はちゃんとしなきゃ!
七尾百合子
ですよね…うぅ…
高山紗代子
と、いうわけで…レッスン室で動こっか、ちょっとダンスの確認も含めて
七尾百合子
ま、待ってください!
高山紗代子
ダメだよ、忘れないうちに確認しとかないと
七尾百合子
いえ、そうでなくて…私たちが離れたら留守番の意味が…
高山紗代子
あ…
高山紗代子
うぅ……そうだったね…教えてくれてありがとう
七尾百合子
い、いえ…
高山紗代子
事務所の中じゃ運動できないし…
高山紗代子
小鳥さんが帰ってくるまでは休んでよっか
七尾百合子
今度はお茶菓子はなしで…ですね
高山紗代子
これ以上は太っちゃうもんね…
七尾百合子
うぅ……
高山紗代子
食べた分動けば大丈夫だよ、ね?
(台詞数: 49)