七尾百合子
クソ…奴さえいなければ…奴さえいなければ…
高坂海美
見つけた…
七尾百合子
っ!?誰だ!?
高坂海美
まさか本当に寝返ってるとは…
七尾百合子
貴様は…マイティセーラー!?馬鹿な…私以外にもこんな存在が…
高坂海美
(アミュレットが無い…もしかしてレジェンドセーラーの偽物に盗られた?)
七尾百合子
まぁいいさ…友情だの正義だの語ってるやつに負けるはずは無い!
高坂海美
やったこと無いのに勝手に決め付けるのやめてくれない?特に黒い衣装なんて似合ってないよ?
七尾百合子
なっ!?琴葉様が私にくれたこの服にケチをつけるつもり!?
高坂海美
いや…なんと言うか…弱そう…本当に強いの?
七尾百合子
…そこまで言うなら私の力を見せてやる…覚悟しろ!
七尾百合子
イービルセーラーは地面を踏み切りマイティセーラーに向けて拳を向けた…
七尾百合子
確実に拳はマイティセーラーの顔面に当たったと思った瞬間…
高坂海美
なに?この程度の力しかないわけ?ギチ…ギチギチ…
七尾百合子
ば…馬鹿な!?拳を受け止めた!?
高坂海美
なんか残念だなぁ…もう少しくらい強くてもいいじゃん…
高坂海美
海美は掴んでいたイービルセーラーの腕をそのまま振り回し地面に叩きつけた
七尾百合子
がはっ…なんなんだ…こいつの力…いや…違う…私の力が減ってるんだ…
高坂海美
さっ…観念した?とっととマイティセーラー返してくれないかな?
七尾百合子
ふざ…けるなよ…誰が返せだ?私の身体は…私のものだぁぁぁぁぁ!!
高坂海美
げっ!?まだやるの!?
七尾百合子
イービルセーラーは拳を海美に向け振りかざした
高坂海美
なんの!
高坂海美
海美も拳をイービルセーラーに向けて振りかざした…
七尾百合子
2人の拳はぶつかり合い…衝撃波を生み出した…衝撃波で周りの建物が崩壊する
高坂海美
っぅぅぅぅぅ…痛ったぁぁぁぁい!!
七尾百合子
ぐぅぅ…ビリビリ…
七尾百合子
流石に拳をぶつけ合うのは無理があったか…だが!
七尾百合子
イービルセーラーは地面を踏み切りビルの上へと登った
高坂海美
あっ!こら!逃げるな!
七尾百合子
今回は私の負けにしといてあげる…次会うときは貴女もミリオンアーマーズも纏めて排除するけどね
高坂海美
あっ!待てっ!
七尾百合子
イービルセーラーは何処かへと消え去って行った
高坂海美
…
高坂海美
あー!もう!せっかく捉えたと思ったのにぃぃ!!
高坂海美
…そう言えば去り際に言ってたミリオンアーマーズって何?
高坂海美
…確か…百合子は向こうからこっち来たから…
高坂海美
向こうに進めば何かあるに違いないね!じゃあ早速行ってみよう!
高坂海美
海美は前回同様…一瞬にしてこの場から消えた…途轍もない蹴り跡と砂埃を残して…
(台詞数: 39)