北沢志保
よく来たわね。アリス。ここはトランプの国。私はトランプの国の女王よ。
北沢志保
ここでは私の命令に絶対服従。さもなくば、頭と胴体がお別れすることになるわよ。
七尾百合子
絶対…服従…!?
北沢志保
(よし、掴みはバッチリね。今日こそは…。)
七尾百合子
それじゃあ…失礼します。
北沢志保
待って。どうして私の足を掴むの?
七尾百合子
足を舐めろとか、そういう命令をするんでしょ?
北沢志保
しないわよ。
七尾百合子
じゃあ脱げばいいんですか?
北沢志保
よくないよくない。
北沢志保
あのね、私はそんなエッチな命令じゃなくて、もっと別の命令がしたいの。
七尾百合子
別の命令…というと?
北沢志保
「私を楽しませなさい」とか。
七尾百合子
なるほど。では、失礼します。
北沢志保
待って。何故私のスカートに手をかけているのかしら?
七尾百合子
愉しませようと思って。
北沢志保
違うわよ。それでは、私と一緒に遊びなさい。
七尾百合子
エッチな遊び?
北沢志保
普通の遊びよ。例えば…私とクリケットをしましょう。
七尾百合子
クリとか言い出した。やっぱり好きなんですね。
北沢志保
違うわよ。じゃあ…ゲートボールならどうかしら?
七尾百合子
ゲートボール…よくわかりませんが、どんな遊びなんですか?
北沢志保
互いにスティックで玉を打って、ゲートをくぐらせたり、お互いの玉をぶつけたりするの。
七尾百合子
玉とか言いだした。やっぱり好きなんですね。
北沢志保
違うわよ。球技全般が卑猥になるじゃない。
七尾百合子
結局のところ、私に何をしてほしいんですか?
北沢志保
結構具体的に伝えた気もするけれど、このままじゃ埒があかないわね。
北沢志保
この際だからはっきり言うわ。
北沢志保
その…
北沢志保
わ、私と友達になってちょうだい…。
七尾百合子
えっ…それって…
七尾百合子
セ○レってこと?
北沢志保
違うわよ。
(台詞数: 33)