エミリー
(セーフハウス内)リフェイズ!(シュン!←変身解除)
七尾百合子
やっぱり英美身さんだったんですね!(ダキッ)
エミリー
待たせてすまなかったな。もう大丈夫じゃ。
七尾百合子
はい!……あ、
木下ひなた
ええっ!コスモセーラーの正体って英美身さんだったの!?
エミリー
いかにも。私がコスモセーラーの……
エミリー
やはり個人的には違和感があるな。
七尾百合子
どんな名前でも良いですよ。何も「セーラー」に拘らなくても大丈夫ですから。
エミリー
そうであるか?ならば……
エミリー
これからは「剣聖撫子」と名乗らせていただこう。
七尾百合子
良いんじゃないですか!?英美身さんにぴったりだと思います‼
エミリー
……と、余談はここまでじゃ。
七尾百合子
そ、そうですね。じゃあ(変身を解こうとして、)
七尾百合子
瑞穂“待って。あなたは変身解除しないで。”
七尾百合子
え?
七尾百合子
瑞穂“傷のこと、忘れたの?恐らくだけど、常人に耐えられる痛みでは無いはずよ。”
七尾百合子
あ……。(ズキィッ!)うぅ……
木下ひなた
杏里ちゃん……どうしてこんなことに……
七尾百合子
気を落とさないで。まだ完全には、洗脳が完了してないと思うから。
木下ひなた
……また優しい杏里ちゃんに戻ってくれるかな?
七尾百合子
きっと大丈夫!望みは捨てたらダメだよ!
エミリー
そうじゃ。それに、最大の鍵はお主になると思う。
木下ひなた
わ、私が!?
エミリー
あぁ。お主の呼び掛けに対して、あのダークネスバニーは一番の反応を見せた。
エミリー
あの子を元に戻すためには、お主の協力が不可欠だと、私は思う。
木下ひなた
……分かった。頑張るよ!
エミリー
強い子じゃ。
七尾百合子
そうなると後は……元への戻し方ですね。
エミリー
……そこはお主じゃよ。
七尾百合子
えっ!
エミリー
ある意味で私が変身出来るようになった原因にもなるのじゃが……
エミリー
「マイティプリフィケーション」じゃ。
七尾百合子
!
エミリー
あの技であれば、洗脳を解く手助けになるはずじゃ。
七尾百合子
あの技が……
七尾百合子
はい!やってみます!
エミリー
良い返事じゃ。もしかしたら、間接的にあの子の望みも叶うやも知れんぞ。
七尾百合子
え……?
木下ひなた
それって……
エミリー
あの子は力を求めていたんじゃろ?力に強いこだわりを感じていたように見えたが。
七尾百合子
花梨「……ヒーローに、なりたい」え?
七尾百合子
花梨「ヒーローになりたいと、あの子は言ってました。皆を守りたいとも。」
七尾百合子
花梨さん……
七尾百合子
花梨「今の話を聞いた限りでは、マイティプリフィケーションを受けた英美身さんは、その後」
七尾百合子
花梨「変身出来るようになった。それならば同じ理屈が杏里ちゃんにも当てはまれば……」
七尾百合子
……そうか。杏里ちゃんも、ヒーローになれるかも知れないんだ。
木下ひなた
……改めてお願いします。杏里ちゃんを、救ってください!
七尾百合子
……私だけじゃダメだよ。あなたも、一緒に助けよう!
木下ひなた
はい!
(台詞数: 49)