真壁瑞希
……何か言いたいことは?(救護室にて仁王立ち)
七尾百合子
……ご免なさい。(ベッドの上で動けず)
高山紗代子
……面目ない。(同じく)
真壁瑞希
私言ったわよね。相手の守備を破壊できてもその後戦えなきゃ意味がない、って。
真壁瑞希
なのに配分考えないで全力注ぎ込んであの技を使って……
七尾百合子
……でも、私達ちゃんと勝ってきて……
真壁瑞希
それは相手がリアージュだけだったからでしょ。例えばあそこにジェラシーナがいたら?
七尾百合子
(ゾッ!)か、考えさせないで……(涙目)
真壁瑞希
それに、あなた達ダークネスメイルを破壊したのよね。
高山紗代子
はい……
真壁瑞希
もしも私がジェラシーナなら、間違いなく欠片をリアージュからもらうわ。何故か分かる?
七尾百合子
あ……相手の装備が全部あれに……
真壁瑞希
そう、そんな相手にどう使うか。今日と同じになれば、貴方達に勝ち目は無い。
七尾百合子
……(涙目)
真壁瑞希
……はあ。私は戦いたくても戦えないんだから。
高山紗代子
……頑張ろう百合!もっと効率的に、もっと効果的に!
七尾百合子
うん!お姉ちゃん、あの回復カプセルを貸して!
七尾百合子
＼強敵リアージュを何とか退けた二人。新しい技を駆使して戦い抜け!頑張れセーラーズ!/
七尾百合子
………＼はいOK!/
七尾百合子
……(震えてる)
高山紗代子
ど、どうしたの百合子ちゃん?
七尾百合子
これよ!こんなのをやりたかったの!
高山紗代子
……確かに、やっててワクワクしたわね♪
七尾百合子
わ、私志保ちゃんにお礼行ってくる!(パタパタ……)
真壁瑞希
今までで一番はしゃいでますね……
高山紗代子
それだけ嬉しかったのね。
高山紗代子
……それにしても、“あのお方”って一体……?(次回シリーズに続く!)
(台詞数: 27)