並行世界の交差点。
BGM
空想文学少女
脚本家
sikimi
投稿日時
2016-03-11 21:24:38

脚本家コメント
向かいの世界が平行だとは限らない。
自分に何が書きたいのか分からないんだから、たぶん読んでくれる方も何が書きたかったのか分からない話。

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七尾百合子
聞こえますか、夢の世界の私。
七尾百合子
夢の世界の私は、世界を魅了する踊り子で。
七尾百合子
その衣装を一度脱げば。
七尾百合子
人々を守る風の戦士に早変わり。
七尾百合子
……もし、夢の世界の貴女と会えたのなら。
七尾百合子
貴女は私にどんな話をしてくれるのかな?
真壁瑞希
『聞こえますか、もう一つの世界の私』
真壁瑞希
『もう一つの世界の私は、青春を謳歌する学生で』
真壁瑞希
『その衣装を一度脱げば』
真壁瑞希
『人々を魅了するアイドルに早変わり』
真壁瑞希
『……もし、もう一つの世界の貴女と会えたのなら』
真壁瑞希
『貴女は私にどんな話をしてくれるのでしょうか?』
七尾百合子
…でも、きっともう一人の私に会うことは出来ない。
真壁瑞希
『二人を隔てる見えない壁は』
七尾百合子
二つの世界を存在させるための常識で。
真壁瑞希
『もし、私達が触れ合えたのなら』
七尾百合子
平行世界はどうなってしまうのだろう。
真壁瑞希
『だから私達は夢で問いかけるのです』
七尾百合子
聞こえますか、夢の世界の私。
真壁瑞希
『聞こえますか、もう一つの世界の私』
七尾百合子
私にはたどり着けない、夢の世界の貴女は。
真壁瑞希
『私が今から向かう、もう一つの世界の私は』
七尾百合子
貴女と仲良くなれるのかな?
真壁瑞希
「…私と、仲良くしてくれますか?」
七尾百合子
………。
七尾百合子
………え?
真壁瑞希
「初めまして、もう一つの世界の私」
真壁瑞希
「沢山、沢山お話ししましょう。私達のことを」

(台詞数: 28)