松田亜利沙
マツダ&永吉の怒り新党～!
七尾百合子
有権者の皆様、お久しぶりです。実に11ヶ月ぶりくらいの「怒り新党」でございます。
永吉昴
いや、それはいいんだけどさ……ここもまたいつかのセットの使い回しだろ、でしかもこれ――
永吉昴
屋外!!
松田亜利沙
?
永吉昴
お前らこれ見て、おかしいと思わねーのか!? これ「お天気コーナー」の所じゃねーか!
松田亜利沙
すみませんねぇ、杏奈ちゃんじゃなくて、亜利沙が来ちゃいましてー。
永吉昴
そうだよ。まぁ、杏奈は何回か「新・三大～」の方で出てるからな……じゃなくて!
七尾百合子
先に言っておきますと、亜利沙さんは今回も「名前の語呂が良い」という理由で抜擢されました。
永吉昴
オレが聞きたいのはそこじゃなくてだな……なんで屋外なんだよ、今日に限って。
永吉昴
大体さ、屋外ってなんか……寒くね?
松田亜利沙
おっと!昴くん!それ以上いけない!そのフレーズは他のPさんのドラマで見たことある台詞です!
七尾百合子
ちなみに、このセットを選んだ理由は「台風がきたのでついカッとなって」だそうです。
永吉昴
へぇー、そう。あれ? 台風ってなんか……エロ
松田亜利沙
シャーーーラーーップ!!
七尾百合子
さて、それではまいりましょう。本日も国民の皆様から、怒りの声、届いております。
七尾百合子
まずは「31歳男性、求職中」の方です。
七尾百合子
先日、アーティストや人気の声優ユニットなどが多数出演する夏のライブへ行った時のことです。
七尾百合子
もちろん気分は最高!…だったのですが、真横の席の男が自分が知る曲になると大声で歌うんです。
七尾百合子
そして知らない曲だと「ヒュー」だの「イェーイ!」だの「フワフワフワ♪」と叫ぶのです。
七尾百合子
正直「高いカネ払って、お前の歌を聴きに来たんじゃない!」と叫び返してやりたくなりました。
永吉昴
叫び返してやりゃあよかったのに。
永吉昴
「お前の歌を聴きに来たんじゃねえ!
永吉昴
「お前の歌を聴きに来たんじゃねえ! そして、輝く
松田亜利沙
ウルトラソウルッ! HEY!!」
七尾百合子
それ、ただのB'zファンじゃないですか……
永吉昴
違うぞ百合子!本当にB'z好きならな「ザ・マイスター」とか「Brotherhood」とかを
松田亜利沙
そこ掘り下げちゃったらキリがないですよぉ? まったく昴くんはぁ～♪
永吉昴
おめーも一緒になってノッてきてたじゃねーか!
松田亜利沙
まぁ～でも私はどっちかっていうと、ライブで叫んじゃう方なのでわかんないですねぇ～
永吉昴
ま、そのちょっと嫌な想いするのも「ライブの醍醐味」の一つだもんなぁ。
松田亜利沙
ですねぇ……大量のファンの長蛇の列に長時間並んで、ライブ前から脱水症状になったり、
松田亜利沙
ライブ直前に流れてきた亜利沙の曲に全力でコール当てちゃって、開始前から声を潰して……
永吉昴
脱水症状になったりとかな!
松田亜利沙
アリサ、そんな毎回毎回倒れちゃう心配されるような加蓮なアイドルちゃんじゃないですよ!
松田亜利沙
まぁ、脱水症状なりましたけど。
永吉昴
なったの!? マジで!?
松田亜利沙
なりました。なりました。10thライブの埼玉球場なんてサウナを覚悟して行ったんですけど、
松田亜利沙
もはや【水風呂】でしたね。あそこは……アリサ、「Blue Symphony」の所で力尽きて
松田亜利沙
サイリウム振るの断念して、椅子に燃え尽きた矢吹丈のごとく座って、塩飴舐めてました。
永吉昴
へぇえ……でも「そういった上手く行かなかった思い出」も含めて、最高の一日だったんだろ?
松田亜利沙
もっっっちろんです!!
七尾百合子
思い出は、良いこともそうでないことも予想外の体験をするからこそ、心に残ると……
永吉昴
そういうことだな。てことで――えーと、そいつは不採用でいいや。(ドドンッ)
七尾百合子
……尺が余りましたので、もう一通、怒りのお便りを読んでもいいでしょうか?
永吉昴
お? いいぜ、何なに?
七尾百合子
19歳、アイドルの方。「ほ?何で亜利沙ちゃんより、よっぽど語呂がいい姫を呼ばないのです?」
永吉昴
はぁ?それはな――お前出すと「ともまつ」とかいう信者じみたお綺麗な百合しか許さん気持ち悪
松田亜利沙
昴くんシャラップ! シャーーラァアップ!! せっかく穏便に終わりそうだったのにぃ!
(台詞数: 49)