百瀬莉緒
保険医莉緒の課外授業、始めるわよ♪
高山紗代子
何勝手にスタートしてるの!?
百瀬莉緒
まぁまぁ、今日は受験生のみんなのためにこの私が一肌脱いであげるわよ♪
百瀬莉緒
あ、脱ぐと言ってもエッチなのはダメよ。そういうのはもっと大人になってからね!
百瀬莉緒
さぁ、どんどん質問してきなさい。恥的なお姉さんが何でも答えてあげる♪
高山紗代子
誤字!!あながち間違ってないけど!!
百瀬莉緒
細かいことはどうでもいいのよ
七尾百合子
あ、あのっ!!
七尾百合子
私数学が苦手なんですけど、効率の良い学習方法とかありますか!?
百瀬莉緒
そうね……数学が苦手な人って言うのはたいてい先入観よね
百瀬莉緒
パッと見て記号ばっかりだからとっつきにくいのね
七尾百合子
なるほど……確かにそうかもしれません!
高山紗代子
せ、先生っ!!やればできるじゃないですか!!
百瀬莉緒
なんだか失礼なことを言われてる気がするわ
七尾百合子
――で、そのとっつきにくさを解消する方法とはなんですか!?
百瀬莉緒
そう、そこが一番大事なところね。大事なところと言っても別に下ネタじゃないわよ!!
高山紗代子
知ってますよ!?
百瀬莉緒
XとかYってあるじゃない?あれって結局のところ男女のことなのよ
高山紗代子
また変なこと言い始めた!!
百瀬莉緒
つまりXは私ね
高山紗代子
何言ってるの!?
七尾百合子
ふむふむ、なるほど
百瀬莉緒
Xの値を求めなさいって問題があるとするでしょ?
七尾百合子
よくあります!
百瀬莉緒
要するに、私のことを求めなさい!!ってことね♪
高山紗代子
本当に何言ってるの!?
七尾百合子
ご、ごめんなさい。私そういう趣味はないので……
高山紗代子
そういう問題でもないよ!?
百瀬莉緒
ふふっ、そういうと思ったわ♪
百瀬莉緒
じゃあYは?
七尾百合子
っ!!
七尾百合子
この流れで行くとプロデューサー!!
七尾百合子
「――俺のこと、知りたいのか?」
七尾百合子
きゃーっきゃーっ!!
高山紗代子
一人で身悶えてるよ!?
百瀬莉緒
これで数学の苦手意識がなくなったでしょ♪
七尾百合子
はい!!むしろ妄想が捗りすぎて問題解く時間が足りないくらいです!!
高山紗代子
まぁ百合子ちゃんが良いんならそれで良いけど……
高山紗代子
――じゃあ、aは?
百瀬莉緒
……あ、茜ちゃんよ
高山紗代子
答案用紙が足りない……っ!!
(台詞数: 41)