金槌でも使えば比較的簡単に砕ける。
BGM
ビギナーズ☆ストライク
脚本家
イッパイアッテサ
投稿日時
2015-01-20 20:31:11

脚本家コメント
発作的に、パロディ作品が書きたくなったので。
作中、能力を持たない常人には認識できない存在が出てきますが、
そこはそう、心の目で見てください。

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七尾百合子
ねえ昴さん、オシャレなバッグを買いたいって……本当にそれで良いの?
永吉昴
当たり前だろ!オシャレなバッグと言えば、もちろんセカンドバッグだろ!?
永吉昴
普段着はゴルフルックで、セカンドバッグを抱える。これが定番、オレの憧れだぜ。
七尾百合子
ひと昔前のプロ野球選手のね……昴さんのセンスは、微妙なところがあるなあ。
七尾百合子
……ねえ、昴さんは可愛いんだから、スカートとかヒールの高い靴も選んでみたら?
七尾百合子
それと、「オレ」っていう一人称も……女子中学生でそれは、流石に引くよ。
永吉昴
……百合子、今なんて言った。
七尾百合子
え、「オレ」はやめた方がいいって……
永吉昴
もう一ペン言ってみろ!コラァ!!オレ、オレの「オレ」を馬鹿にするヤツは許さねーぞ!!!
七尾百合子
興奮しすぎて、文字化しないと意味分からなくなって来てるよ……
永吉昴
オレの「オレ」はなあ、憧れの人と同じ「オレ」にしてんだよ!
七尾百合子
相変わらず分かりにくくなってるけど……昴さんの大事な思い出が有ったの?ごめんなさい……
永吉昴
1アウト満塁にしちまったとき、リリーフでゲッツー取ってくれた先輩の「オレ」なんだよ!
七尾百合子
……聞いておいて言う話じゃないけど、そのエピソード全く感動出来ないよ。
永吉昴
ゴチャゴチャうるせぇ!ちょっとヤキ入れたるから覚悟しやがれ!
七尾百合子
ダメだ、この人ひとの話を聞いてないよ……
七尾百合子
ダメだ、この人ひとの話を聞いてないよ……何?昴さんの背後に、青い肌をした人外の存在がっ!
永吉昴
ドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラ……!
七尾百合子
あ、名古屋近郊で見かける青いコアラか。
七尾百合子
あ、名古屋近郊で見かける青いコアラか。……って、私の愛読書のブリタニカが粉々に!!!
永吉昴
ッハー!憂さ晴らししたらスッキリしたぜ。
永吉昴
それじゃ、「直す」。
七尾百合子
……粉々になったブリタニカが、元通りになった!落丁乱丁もしてない!
七尾百合子
凄い!昴さん、超能力者だったんですね。
永吉昴
そんなところかな。小さい時から使えてたから、オレにとっては普通のことだけど。
七尾百合子
こんな力が有れば、アイドル活動しながら、世界を闇に落とそうとする吸血鬼とも闘えますね!
永吉昴
あー……オレ、そう言うのにはあんまり興味無いんだよな。
永吉昴
それよりさ、ジャストミートされた瞬間、相手のバットをへし折ってやるのが有効なんだ!
七尾百合子
え……昴さんって、結構卑怯者?
永吉昴
盗塁仕掛けた奴の足を肉離れさせれば、完璧に阻止できるし。「直し」とけば足攣っただけだぜ。
七尾百合子
もう嫌、この野球バカ……
永吉昴
オレがいる限り、『ダイヤモンド』での試合が壊れることはないぜ!
永吉昴
オレが、マウンドとチームの順位を守るぜ……あの先輩の代わりに。どんなことが起ころうと。
七尾百合子
スポーツマンシップどころか、人の良心まで失ってるよ!私が止めないと!
永吉昴
なんだ、やるのか百合子!?
七尾百合子
とりあえず、ブリタニカ水平チョップ!
永吉昴
ヒザを狙うのはやめてくれって!オレ、自分で自分は治せないんだよ!選手生命に関わるって!

(台詞数: 37)