北上麗花
おはようございます、プロデューサーさん。今日も普通ですね!
北上麗花
よっ、このナイス普通!
七尾百合子
....
七尾百合子
あの。
北上麗花
なあに百合子ちゃん?あ、この髪型真似してみたいとか?なら早速ミシンのボビンを...
七尾百合子
いえ、そうじゃなくて(ボビン!?)
七尾百合子
麗花さん、プロデューサーさんを普通だ普通だって言ってますけど。
七尾百合子
あんまりプロデューサーさんって、普通じゃない気がするんですよね。
北上麗花
どうして?
七尾百合子
だってほら、こんなに沢山のアイドルのプロデュースを一手に引き受けてるじゃないですか。
北上麗花
うーん、でもプロデューサーさん、毎日きちんと朝ご飯食べるそうよ?
七尾百合子
私も食べてますけど。
北上麗花
あら、奇遇ね。私もよ。
七尾百合子
それは当たり前の事です!
北上麗花
当たり前の事を当たり前にやってる人って、普通でしょ?
北上麗花
だから、プロデューサーさんは普通の人なの。
七尾百合子
は、はあ。
七尾百合子
うーん、さっぱり訳が分からないなあ....
百瀬莉緒
あら、どうかした?
七尾百合子
あ、莉緒さん。その、実はですね....
百瀬莉緒
なるほど。そうね、正直あの子は私にもさっぱり分かんないわ。
百瀬莉緒
話ししてて、異次元に迷い込んだみたいな気分になるのよね。
七尾百合子
『鏡の国のアリス』に出てきそうですよね!
百瀬莉緒
ごめんそれ分かんない。
七尾百合子
....
百瀬莉緒
ま、でもあの子がプロデューサー君を普通って言いたがる理由は、ひょっとしたら分かるかもね。
七尾百合子
え?どうしてですか?
百瀬莉緒
ふふっ、そうね....
百瀬莉緒
百合子ちゃん、運動神経いい活発な人がタイプでしょ?
七尾百合子
ええ!?な、何ですか急に!?
百瀬莉緒
どう、違う?
七尾百合子
ま、まあ全く違うとは言いませんけど....
百瀬莉緒
なら、それと同じよ。
七尾百合子
??
百瀬莉緒
ま、もう少し大人になれば分かるわよ。もしくはその手のジャンルの本を読むとかね。
七尾百合子
はあ....?
北上麗花
お!プロデューサーさん、またしても普通ですね!この普通大明神!
(台詞数: 37)