音無小鳥
はい…はい、そう言うことなんです。とりあえず今日は局から苦情の電話もなかったのですが…
音無小鳥
そうですね…社長のおっしゃる通り、このままだったら2人にも影響が出ちゃいますよね…
永吉昴
ただいま戻りました~
七尾百合子
た、ただいま…
音無小鳥
皆、おかえりなさい。…ああ、百合子ちゃんと昴ちゃんもお疲れ様。
七尾百合子
本当に疲れたよもう…身体中がスゴく痛い。百合子の身体慣れないなー
永吉昴
あんなに動き回ったのに、私は全然どこも痛くなかったです。昴さんの身体、軽いなー
七尾百合子
なあ、オレ達どうなっちゃうんだ?流石に一生このままは嫌だよ?
音無小鳥
うーん、社長やプロデューサーさんとも相談したんだけども…一体どうして戻すのか分からないし…
音無小鳥
その本が事務所のどこかに行っちゃったし…私も今日1日探してみたんだけどね…
永吉昴
ええぇ!?本が消えちゃったんですか!?
七尾百合子
どーするんだ!?戻るにも方法があるかもしれない本が無いんじゃ…
音無小鳥
うーん…もうこうなったら、こう言う入れ替わりの時の対処法としてよくある方法で…
音無小鳥
【1、入れ替わった時と同じ手順を踏む】
音無小鳥
その本に書いてあった呪いの手順通りにやれば元に戻るんじゃないかしら!!
永吉昴
昴さん…覚えてますか?
七尾百合子
…ゴメン、机に箱を並べる最初の手順だけは覚えてるんだけど…
音無小鳥
【2、お互いにぶつかってみる】
永吉昴
よくマンガとかである入れ替わりの対処法ですね。やって見ますか
七尾百合子
よーし!行くぞ!百合子!!
永吉昴
は、はいっ!
音無小鳥
…二人ともただおデコを抑えて悶絶してるだけ。と
音無小鳥
【3、キス】
七尾百合子
それ関係あるの!?
音無小鳥
ほら!呪いとかでキスしたら解ける話とかあるじゃない!きっとそんな下りよ!
永吉昴
それって、眠りの森の美女とかの童話じゃないですか…
音無小鳥
ほらほら!もうやっちゃいなさいよ!
永吉昴
え、えぇ!?昴さんとですか!?
七尾百合子
ほ、本当にやるの…?
音無小鳥
はい!チューウ!チューウ!チューウ!キース!キース!
永吉昴
う、うぅ…
七尾百合子
なんで亜美たちもノッてるんだよ…
音無小鳥
チューウ!チューウ!
七尾百合子
うう…
永吉昴
(男の人とデートすらしたこと無いのに…)
音無小鳥
チューウ!チュー…
音無小鳥
(ポカン)グハッ!!
七尾百合子
あ、律子。おかえり…
永吉昴
あれ…小鳥さんは?
永吉昴
その後、暴走した小鳥さんを除いて緊急会議。ひとまず元に戻るまで私たちはお互いを演じる事に
七尾百合子
後は周りに余計な混乱を招かないため、仲間には入れ替わった事を打ち明けた。
音無小鳥
しかし、2人の苦難はこれからが始まりでした。
音無小鳥
昴(百合子)、明日のスケジュール:真・響と一緒にジュピターや新幹少女共演の学園ドラマの撮影
音無小鳥
百合子(昴)、明日のスケジュール:保育所訪問
七尾百合子
明日のスケジュール、楽しみだったのになあ…
永吉昴
撮影…なんとか、なんとか乗り切らなきゃ!
音無小鳥
果たして2人はこの困難を乗り越えられるのか!!
永吉昴
続く!
(台詞数: 48)