大神環
商店街を抜けて河川敷のグラウンドにお姉ちゃんにお弁当を届けるおつかいの環ちゃん。
大神環
ここは小学校の野外活動でもよく足を運ぶ河川敷です。虫や野草観察からクラブ活動まで
大神環
幅広い活躍をしている。地元の子供達には馴染みのある河川敷です。環ちゃんもお姉ちゃんと
大神環
よくここで遊んでいます。キャッチボールからサッカーと最近の子供達にとっては貴重なボール遊び
大神環
が楽しめる場所です。鼻歌交じりに環ちゃんはお姉ちゃんがいるグラウンドへ向かうのですが
大神環
「…」
大神環
「疲れたー」あらら、足が痛くて座っちゃった。河川敷には野球用のグラウンドだけじゃなくて
大神環
サッカーグラウンドも沢山整備されています。お姉ちゃん、どこ?とグラウンドを覗いては歩き
大神環
グラウンドを覗いては歩き。まるでオモチャ箱のどこかに隠れてしまったオモチャを探すように
大神環
重労働。小さい環ちゃんの体はもうヘトヘト。汗びっしょりです。おねーちゃん、どこにいるのー?
七尾百合子
「…」
大神環
あ!あそこにいるのはお姉ちゃんの友達で環ちゃんともよく遊んでくれるお姉ちゃんです!
大神環
あのお姉ちゃんはよく環ちゃんに本を読み聞かせてくれたりする優しいお姉ちゃんです。
大神環
お姉ちゃんは二人とも仲良しなので、野球をどこでやってるか知ってるかもしれません!おーい!
七尾百合子
「…(ブツブツ」
大神環
んん?
七尾百合子
「よくここまで来たな、褒めてやろうマイティセーラー、だがこのデスドルトーの刀がある限り…」
大神環
ちょっとお取り込み中だったかな～?環ちゃんにはぜーんぜん彼女の言ってる事がわかりません。
大神環
プリキュアだったら分かるのになー。しょーがない!環ちゃんは一人でお姉ちゃんを探しに歩きます
大神環
グラウンドはこの河川敷には2つ固まっています。今のところ見当たらなければ
大神環
電車が走る高架の先にもグラウンドがあります。お姉ちゃんはきっとそこにいるのね!
大神環
環ちゃんは走り出して高架をくぐり抜けました。するとそこにはさっきと同じような野球グラウンド
永吉昴
…
大神環
いましたー!環ちゃんのお姉ちゃんは野球の練習に参加しています。車の前でみんなと集まって話を
大神環
しています。今からお弁当を届けたら、後はお家に帰ってお金を取ってきてコロッケを買ったら
大神環
おつかいは終了です!なーんだ!簡単じゃん!環ちゃんは既に勝ち誇ったような顔をして…
永吉昴
(バタン、ブロロロ…)
大神環
…
大神環
…
大神環
…
大神環
あれ?お姉ちゃん、野球チームの皆と一緒に車に乗ってどこかに行っちゃいました…これって…
大神環
…まさか
大神環
…ウッソだー!!環ちゃんのおつかいはまーだまだ続いちゃうのかな?お姉ちゃんどこ行くの?
大神環
環ちゃんには知る由もありません。彼女の手にはお姉ちゃんのお弁当が握り締められていました
(台詞数: 34)