横山奈緒
いよいよ、来週はサッカーフェスやな!
矢吹可奈
サッカーとフェスが一緒って良く分からないけど、なんだか楽しそうですよね!
七尾百合子
う~ん、サッカーかぁ…。私は運動は苦手だから、どちらかというと実況とか応援してる方が…。
七尾百合子
(でも、スポーツっていいなぁ。輝く汗…、メンバー同士の交流…、戦うことで芽生える友情…。)
七尾百合子
(例えば…。)
七尾百合子
『…サッカー地区大会決勝戦!1点ビハインドでシンデレラ学園を追うミリオン学園!』
七尾百合子
『今度はミリオン学園、怒濤の攻撃!しかしシンデレラ学園、ことごとく防ぐ!』
七尾百合子
『得点できません!ミリオン学園!』
矢吹可奈
『早く1点を…!』
七尾百合子
『ああ!奈緒選手!後ろから倒された!PKです!』
横山奈緒
『(ムクッ)ごっつぉさん。さっきの借りは返したで。』
横山奈緒
『そーいやさっきの答、聞いとらんかったな、可奈。このPK、加奈が蹴るんや。』
矢吹可奈
『出来ません!私には…。』
横山奈緒
『相手のファールを誘ってとったPKは蹴れんか?私は肩が痛うてよう動けんさかい。』
横山奈緒
『加奈の答、聞かせてもらうで。』
矢吹可奈
『私は…。』
矢吹可奈
『みんな………ごめん。』
七尾百合子
『なんと!大きくはずしました!プレッシャーに負けたか?PK失敗!』
横山奈緒
『それが加奈の答か。加奈がやりたいんは勝ち負けのサッカーやのうて、』
横山奈緒
『仲良しこよしのサッカーちゅうことやな。ようわかった。』
横山奈緒
『あきれた頑固者やのー。加奈が大事なんは勝ちよりキレイごとか。』
矢吹可奈
『負けたくなかったんです。』
横山奈緒
『なんやと?』
矢吹可奈
『PKやファールをとりにいったら、シンデレラガールズに正面からあたっても』
矢吹可奈
『勝てないって負けを認めるみたいで嫌だったんです。』
横山奈緒
『(こいつ……。)』
矢吹可奈
『私はあきらめちゃいません。』
矢吹可奈
『この試合、勝ちにいきます!』
横山奈緒
『(この超負けず嫌いが!おもろい、おもろいで、加奈!!)』
横山奈緒
『ようぬかしよった!残り時間3分。あの鉄壁相手に2点入れるゆうんやな!』
横山奈緒
『やれるものならやってみい。骨は拾ったる!!』
七尾百合子
『残り時間わずか!ああ!パスが通ったのに奈緒選手反応しない!?』
七尾百合子
『おおっと!加奈選手が走りこんできてる!が…追い付くのか!?』
横山奈緒
『(お手並み拝見といこか、加奈。)』
七尾百合子
『シンデレラ学園の杏選手が、みるみる追いつく!』
矢吹可奈
ダダダッ!ゼェゼェ…ギシギシ…。ばっ!ザン!
矢吹可奈
『(ゴール)』
矢吹可奈
『(ゴール!)』
矢吹可奈
ドコオ!!
七尾百合子
『ゴオオオル!角度のないところからシュート決めた!』
七尾百合子
(そして、逆転勝利で地区大会優勝…。大きな山を越えたチーム…。そして2人は…。)
横山奈緒
…合子。…百合子!
七尾百合子
ハッ!?
矢吹可奈
どうかしたの?百合子ちゃん。
七尾百合子
………。
七尾百合子
(ガタッ)
七尾百合子
(だめ、だめよ。百合子~!でも、このネタはあと5回くらい…!)
矢吹可奈
百合子ちゃん。どっか行っちゃった…。
横山奈緒
どうせまた、しょーもない妄想してたんとちゃうん…。
七尾百合子
ちなみにこの頃は、ミリオンやってなかったので、サッカーフェスは未参加です()。
(台詞数: 50)