矢吹可奈
おひるごはんおいしかったねー、しほおねえちゃん!おなかいっぱいゆめいっぱい～♪
北沢志保
そうね…(今日はちょっと食べ過ぎかな…夕飯減らさないと太っちゃうかも)
七尾百合子
あっ……。
矢吹可奈
ゆりこおねえちゃんだ!こんにちはーっ!
北沢志保
あれ、百合子さんって今日の午後は空いていたはずでは…?どうしてここにいるんですか。
七尾百合子
可奈ちゃんの様子を見ておきたかったの。あんなことがあった後だし、大丈夫かなって…。
北沢志保
見ての通り元気ですよ。まあ、体以外は子どもになってますけど。
七尾百合子
そ、そっか。……ごめんね、私のせいで。私が可奈ちゃんに無理させなければこんなことには…。
北沢志保
気にしないでください。元はと言えば初めに無茶したのは可奈なんですから。自業自得です。
七尾百合子
でも、やっぱり私が悪いよ…志保ちゃんにも迷惑かけちゃってるし…。
北沢志保
いえ、別にそこまで迷惑では…。
矢吹可奈
ゆりこおねえちゃん、どうしたの?げんきないよ?
七尾百合子
…ごめんね、可奈ちゃん。可奈ちゃんもきっと私を恨んでるよね…。
矢吹可奈
うーん?よくわかんないけど、わたしはゆりこおねえちゃんがわらってるほうがうれしいなー。
矢吹可奈
それでね、いっしょにおうたをうたうの!きょうもえがおでがんばろう～♪あしたにむかって～♪
七尾百合子
可奈、ちゃん……。
北沢志保
…こんな感じなので、どうか悩むより笑顔でいてあげてください。その方が可奈も喜びますから。
七尾百合子
うん、わかった…。
北沢志保
治るまでは私がちゃんと可奈の面倒を見ます。だから安心してください。
七尾百合子
でも迷惑じゃない?志保ちゃんだって忙しいのに、一人に押し付けちゃうのは…。
北沢志保
仕事については大丈夫です。どうしても構ってあげられないときは他の方に預けるので。
北沢志保
それと、迷惑なんて思ってません。確かに初めのうちはどうして私が、って思ったこともありますが
北沢志保
今は純粋に、この娘の傍にいてあげたいと思っています。……これで納得してもらえませんか?
七尾百合子
……わかった。ごめんね、ちょっといろいろ考え過ぎてたかも。
北沢志保
いえ、心配してくれていたことには感謝します。……あ、それと。
北沢志保
今私が言ったことは、その…内緒にしてください。からかわれるのがわかっているので。
七尾百合子
ふふっ、わかった。誰にも言わないよ。
北沢志保
くれぐれもお願いしますよ。ーー可奈、そろそろ帰るよ。遊んでないで準備して。
矢吹可奈
はーいっ!きょうのゆうごはんはなにかなー♪かれーすてーきはんばーぐ～♪
北沢志保
朝昼であれだけ食べたのに、可奈って結構大食い…?
七尾百合子
……悩むより笑顔で、か。うじうじ考えてても仕方ないよね。…ありがとう、二人とも。
(台詞数: 31)