七尾百合子
はあ～あの枯れ葉が落ちるころにはもう・・・。
横山奈緒
何、いってるの百合子!絶対ようなるお姉ちゃんを信じな!
七尾百合子
お、お姉ちゃん私よくなるのかな?
横山奈緒
なるなる!
豊川風花
ご家族の方ですか?
横山奈緒
はいなんですか?
豊川風花
ちょっと話が・・・。
横山奈緒
何のはなしやろ?
豊川風花
とてもいいにくいんですが妹さんはもうながくないと・・・もって三日。
横山奈緒
う、嘘やろ?
横山奈緒
な、なんでやなんで百合子が死ななあかんねん!
豊川風花
・・・・。
横山奈緒
・・・・。
七尾百合子
お姉ちゃんどうかした?
横山奈緒
な、なんでもあらへん!
七尾百合子
そう。
七尾百合子
お姉ちゃん知っているこの本に書かれてる岬はねお願いごとするとどんな事でも叶えてくれる。
七尾百合子
けど何かを代償にしないといけない!それが何かわからないの。
七尾百合子
とても面白い話だとおもわない?
横山奈緒
ま、まあな～。
七尾百合子
私ねいつか元気になってこの話の内容を調べにいきたいの!
横山奈緒
まずは元気になってからや!
七尾百合子
そ、そうだねお姉ちゃん!
横山奈緒
どんな願いでも叶えてくれる岬か・・・・よし!
横山奈緒
私はその本の岬を探した!
横山奈緒
ここがどんな願いでも叶えてくれる岬か。
横山奈緒
本を百合子に黙って持ってきたが内容までは・・・とりあえず願うしかない!
横山奈緒
百合子を百合子を助けて!
豊川風花
あなたですか私をよんだのは。
横山奈緒
だれ?
豊川風花
私はこの岬の願いの妖精!どんな願いも叶えます。
横山奈緒
百合子を百合子をどうか助けてうちはどうなってもいいねん。
豊川風花
それでいいのですね!代償とはあなたの命それが願いの代償ですよ!
横山奈緒
いいんや・・・百合子がたすかれば!
豊川風花
それでは・・・。
横山奈緒
(ごめんな百合子・・・・一緒にいてやれなくて・・・でも百合子だけ助かれば良いねん)
七尾百合子
お姉ちゃん!
横山奈緒
ゆ、ゆ・・百合子。
七尾百合子
ダメだよお姉ちゃん!
横山奈緒
な、なんできたんや・・・。
七尾百合子
お姉ちゃんのバカ!お姉ちゃんが死んだら私、生きてる意味ないよ置いていかないで!
横山奈緒
百合子・・・。うっ、うわぁぁぁん。
七尾百合子
お姉ちゃん。う、うわぁぁぁん!
豊川風花
これだけ強いおもいなら大丈夫なようね!命をかけるほどの強い思い!代償とはこの思いなの!
豊川風花
あなたの妹さんはたすかるわ。
横山奈緒
よかった・・・よがった・・・・・ほんまに・・・うわぁぁぁん!
七尾百合子
お姉ちゃん・・・うわぁぁぁん!
横山奈緒
百合子・・・これから二人いつも一緒やで。
七尾百合子
うん!お姉ちゃんと一緒にこれから歩いていく!
七尾百合子
その後の姉妹の話?それはですね始まったばかりで二人の未来は透明なままこれからなんですから。
(台詞数: 50)