松田亜利沙
また、負けてしまいました。
大神環
やっぱり親分強いぞ…………。
高山紗代子
まだまだプロデューサーには敵いませんね。
高山紗代子
功一P「いや、そうでもないぞ。」
高山紗代子
功一P「チーム結成したばかりに比べれば、良くなっていると思ったが…………。」
高山紗代子
プロデューサー、さっきの事を教えて下さい。
高山紗代子
功一P「先ずは、これも交えて説明するよ。」
高山紗代子
功一Pは、先のギラ・ズールの他に、更に二機のガンプラを並べた。
松田亜利沙
さっきの青いギラ・ズールに、X3仕様のフルクロス、戦国アストレイまで…………。
高山紗代子
功一P「今並べたのは俺がこのプロジェクトに参加する時に担当候補に渡す予定だったやつだ」
高山紗代子
功一P「ギラ・ズールは瑞希に、フルクロスはこのみさんに、」
高山紗代子
功一P「戦国アストレイは、桃子に渡す予定だったんだが…。」
松田亜利沙
確か瑞希ちゃんは、ゆっちPさんの所で、
松田亜利沙
このみさんには、ユウキPさんの所にいますよね?
高山紗代子
功一P「その二人は申請する時には、先に立候補されていたから断念したんだ。」
松田亜利沙
桃子ちゃん先輩は、どうして断念したんですか?
高山紗代子
功一P「簡単に言えば、環のバトルスタイルと被ってしまって断念したんだ。」
大神環
じぁあ、親分はこの三機はどうするの?
高山紗代子
功一P「ギラ・ズールとフルクロスは今後の紗代子達の特訓に使っていくつもりだが…………。」
高山紗代子
功一P「アストレイは、Libra主任に相談して専用機が決まっていなければ桃子に渡す予定だ」
高山紗代子
功一P「でも、俺は今のチームでよかったと思ってる。」
高山紗代子
功一P「ここまでバランスのよいチームは、俺は今までなかったからな…………。」
高山紗代子
功一P「よし、三人の機体を修理するぞ。」
高山紗代子
はい、お願いします。
大神環
親分～、 環のも頼むぞ～🎵
松田亜利沙
私も、手伝いますよ。
高山紗代子
その夜、功一Pの自宅…………
高山紗代子
功一P「今回のバトル、ちょっとは見処あったな。」
高山紗代子
そう言うと、シナンジュの右腕が欠け落ちた。
高山紗代子
功一P「あの時、環が与えた攻撃だな…………。あれはチームの連携があってのものだったからな」
高山紗代子
功一P「確かに紗代子達は少しずつ成長しているがまだ琴葉達や静香達には到底敵わんだろう」
高山紗代子
功一P「さて、そろそろお前が出る番だな。」
高山紗代子
功一Pが目を向けた先には、
高山紗代子
純白と明紫に彩られた可変機があった。
(台詞数: 34)