高山紗代子
「プロデューサー」
高山紗代子
P「紗代子」
高山紗代子
同じ強さで呼び合う二人。
高山紗代子
けれど同じ立場に立つことは決してない二人。
高山紗代子
私はアイドルで…
高山紗代子
彼はプロデューサー。
高山紗代子
二人は同じ目標に向かっているけれど…
高山紗代子
立場は違うもの…
高山紗代子
見据えているものもきっと違う。
高山紗代子
夢に向かって突っ走るアイドルを…
高山紗代子
支えることが彼の役目。
高山紗代子
神々の悪戯か、それとも初めから運命だったのか…
高山紗代子
二人は出逢い。
高山紗代子
二人は手を取り合い進んでいく。
高山紗代子
はじめの頃は手探りで、お互いに遠慮がちだったけれど…
高山紗代子
それも次第になくなって、二人は打ち解け合っていく。
高山紗代子
暫くして私は自分の胸の内に秘めていたモノを彼に打ち明けた…
高山紗代子
貴方はあの子との約束、必ず二人で叶えような、約束だって言ってくれた。
高山紗代子
「約束の上に約束を重ねちゃうなんて…」
高山紗代子
「プロデューサーのバカ…」
高山紗代子
「でも、そこがいいところよね」
高山紗代子
それから私はあの人に惹かれていって…
高山紗代子
あの人の事を想うようになっていく。
高山紗代子
迷惑ですかね?
高山紗代子
でも、自惚れかもしれないけれど…
高山紗代子
彼も私に惹かれていて、想ってくれているような気がするんです。
高山紗代子
貴方の本心が見えなくて不安になる日も多いですが…
高山紗代子
でもある日、二人で歩いていると西日が射し込んで…
高山紗代子
私は不意を突かれ、振り向いた、その時、貴方と目が合って、暫く見つめ合いました。
高山紗代子
P「眩しいよな」
高山紗代子
「はい、とっても眩しいです」
高山紗代子
同じ強さで見つめ合っているって確信したと同時に想いが溢れてきて…
高山紗代子
私は泣いてしまったんです。
高山紗代子
だって…
高山紗代子
私達は決して結ばれないことに気付いてしまったから…
高山紗代子
だって…
高山紗代子
そう約束していたんですから…
(台詞数: 37)