黒井社長
む……? 何やら外が騒がしいと思ったら急に静まり返った……? 一体何事……、
高山紗代子
(バァーン!)そこにいましたか! 幕府に仇を成す不忠者……それらを束ねる頭領!
黒井社長
なっ……! 新撰組……!? もうここまで来たというのか……!? 外にいた奴らは……!?
高山紗代子
今外で倒れている貴方の部下達のことですか? はっきり言って、口ほどにもなかったですね♪
黒井社長
馬鹿な……! 30人は居たはずだぞ……! それを一人で倒したというのか……!?
高山紗代子
……さて、維新志士を纏め倒幕を目論む悪の将、黒井崇男よ。
高山紗代子
新撰組三番隊組長、斎藤紗代子がこれより天誅を下す! ……御覚悟を。
黒井社長
ま、待て!……そうだ、金をやろう! 10両か? 20両か? ……何ならお前の望む額で……!
高山紗代子
……なるほど。私を買収して自分だけは助かろうというのですね。……維新派の頭領とあろう者が。
黒井社長
そ、そうだ! だから命だけは……!
高山紗代子
………笑止。斬る! (ザンッ!)
黒井社長
グッ! ……な、何故だ……! この小判の山を前に、何故お前は……!?
高山紗代子
犬はエサで飼えます。人は金で飼えます。しかし……、
高山紗代子
……壬生の狼を飼うことは、何人たりとも出来ません。貴方は相手を見誤りましたね。
黒井社長
そう、か……。だが、私を倒したところで、何も……変わらん、ぞ……!
黒井社長
そう、か……。だが、私を倒したところで、何も……変わらん、ぞ……! グハァッ……!
高山紗代子
それに……あの維新志士達も不忠者とはいえ、己の信念を貫いた立派な武士です。
高山紗代子
彼等の犠牲を差し置いて、自分だけ助かろうなどという卑怯者の指図は絶対に受けません。
高山紗代子
……さて、財産は幕府による没収となりますが……後から来る部下に、後始末と共に任せましょう。
高山紗代子
もし横領などしようものなら……私の愛刀の錆にしてあげますからね? ふふふ……。
高山紗代子
……任務完了です。沖田も待っていることですし、早く戻りましょう。
高山紗代子
………………………。
高山紗代子
ひと仕事終えたあとのたいy……じゃない、お団子が楽しみだなー♪
(台詞数: 23)