高山紗代子
ーーわぁ、砂がサラサラですよ、見てくださいプロデューサー、ほら!
高山紗代子
ーーココナツジュース、真ちゃんが言ってた通りほんのり甘くて美味しい…!
高山紗代子
ーー恵美さんのドレス、ひらひらしてて可愛い…なんで照れてるんですか、ふふっ
高山紗代子
ーーーーはぁ、夕日が綺麗…
高山紗代子
あ、プロデューサー…はい、どうぞ
高山紗代子
綺麗ですね…夕日って水平線に沈んでいく時が一番綺麗だと思います
高山紗代子
夕日を背に結婚式をあげられたら、花嫁さんはきっと、もっと綺麗になるんじゃないかなって
高山紗代子
え、私はいいですよ…真ちゃんがやっちゃいましたから
高山紗代子
綺麗でしたよね、真ちゃんすっごく照れてましたけど
高山紗代子
恵美さんも、すっごくいい笑顔で。見てるこっちまで嬉しくなっちゃうくらい
高山紗代子
みんな素敵でしたよね、本当にプロデューサーには感謝してもしたりないくらいです
高山紗代子
……ふふっ、ありがとうございます
高山紗代子
プロデューサーがあの時、私の話をちゃんと聞いてくれたから、すっごく気持ちが楽になりました
高山紗代子
眼鏡のままでいいんだって、自信を持てたんです
高山紗代子
おかげさまで、カメラマンさんからも褒めてもらえました。嬉しかったなぁ
高山紗代子
……プロデューサーがこのお仕事を取ってきてくれた意味、今なら少しわかる気がします
高山紗代子
私は私のままでいいんだって、私らしさを改めて考えることができました
高山紗代子
だから、眼鏡をつけていてもいなくても、私は私です
高山紗代子
……プロデューサー。プロデューサーは眼鏡をつけてる私と外した私、どっちがいいですか?
高山紗代子
今回の撮影、どっちも褒めてもらえましたけど
高山紗代子
本当に求められている私は、どっちなのかなぁって
高山紗代子
…どっちもって、それじゃ答えにならないですよ
高山紗代子
……私じゃなくちゃダメだから?
高山紗代子
……あ、そうですよね、私が自分で言ったんですよね
高山紗代子
私は私でいいんだから、どっちがいいとか、気にしてたらダメですよね
高山紗代子
…案外、答えって簡単に出るものなのかも
高山紗代子
もちろん、相談に乗ってくれる人がいてくれるからこそですけど
高山紗代子
だから、これからも相談に乗ってくださいね
高山紗代子
私1人じゃ、今日みたく弱気になってしまいますから…
高山紗代子
プロデューサーの目で、本当に素敵な私を見つけてください
高山紗代子
……ほ、ほら、もうすぐ夕日が沈んじゃいますよ!
高山紗代子
照れてません!いつも通りです!
高山紗代子
………そうだ、これ、差し上げます
高山紗代子
髪飾りにしたものとは別に、取ってもいいと言われたので記念にもらったんです
高山紗代子
プロデューサーが似合うって言ってくれたから
高山紗代子
…ハイビスカスに負けないくらい、もっと綺麗になりますから
高山紗代子
この夕日に溶けちゃう前に、私のこと、見つけてくださいね
高山紗代子
約束、ですよ
(台詞数: 38)