高山紗代子
…………ん、んんっ
高山紗代子
あれ、ここは……
真壁瑞希
……気が付いたようですね。丸4日も寝てましたよ。
高山紗代子
あなたは……
真壁瑞希
私は真壁。マイティセーラーの味方で博士みたいな立場の人間です。
高山紗代子
真壁博士……
高山紗代子
(ハッ)マイティセーラーは!?
真壁瑞希
……ついさっきまであなたのことを見守っていたのですが、デストルドーが現れてしまって……
高山紗代子
そう……
真壁瑞希
それよりも、正常に機能してるみたいで良かったです。
高山紗代子
え?……正常?……機能?
真壁瑞希
あなたのパワーの制御、です。
高山紗代子
! そう言えば……これはどうやって……
真壁瑞希
あなたが今かけている眼鏡が制御装置です。
高山紗代子
……これが……
真壁瑞希
……元々あなたが、あのデストル刀に操られていただけだとは思ってました……
真壁瑞希
しかし精神は操られていたとしても体はあなたのまま。力の暴走がいつ起こるかも知れません。
真壁瑞希
なので私は、悪の心の状態では強大な力を発揮できないように、制御装置を開発しました。
真壁瑞希
……あなたには、マイティセーラーと共に戦って欲しいのです。
高山紗代子
私が、マイティセーラーと……
真壁瑞希
あの子から、連れ去られる前まであなたとは親友同士だと聞きました。
真壁瑞希
酷いことを言っている自覚はあります。折角悪の魔の手から開放されたあなたを、
真壁瑞希
再び戦いに出てもらおうとしているのですから……
高山紗代子
博士、私は構いません。
真壁瑞希
……え?
高山紗代子
マイティセーラーに……あの子に助けられた命です。あの子の為に役立ちたいです♪
真壁瑞希
……ありがとう、ございます。まさか即答して頂けるとは……
高山紗代子
あの子の為ならばこのダークセーラー、どこまでも参ります!
真壁瑞希
……もうあなたは、ダークセーラーではありませんよ。
高山紗代子
え?
真壁瑞希
正義に目覚めたあなたには、“ダーク”は似合いません。
真壁瑞希
あなたは今から、“ルナセーラー”と、名乗って下さい。
高山紗代子
ルナ……セーラー……
高山紗代子
わかりました。ありがとうございます♪
真壁瑞希
ただ、あなたには新たな力の適応とリハビリが必要です。ここには訓練場があります。
真壁瑞希
あなたが目覚めたことは、私から報告しておきますよ。
高山紗代子
ありがとうございます♪あの子の前に立てる自信がついたら、自分でも報告します。
真壁瑞希
はい。
(台詞数: 38)