二階堂千鶴
先生「えーと、保護者の皆様へのお便りは～これとこれとー…これっと。」
二階堂千鶴
先生「よーし!これで明日の準備もバッチリ!」
高山紗代子
ふふっ、先生お疲れ様です。はい、お茶をどうぞ♪
二階堂千鶴
先生「高山先生もお疲れ様です。お茶、ありがたくいただきます♪」
二階堂千鶴
先生「はぁー…温かいお茶が体に染みるぅー…。」
高山紗代子
ふふ、先生なんだかおじいちゃんみたいですよ?
二階堂千鶴
先生「お、おじ…!?俺はまだ20代ですって!」
高山紗代子
ふ、ふふふ♪冗談ですよ冗談。先生ったら慌てすぎです。
二階堂千鶴
先生「止めてくださいよー、高山先生の言うことは冗談に聞こえないんですから…。」
高山紗代子
あら、それは私が冗談も言えない堅物…ということですか?
二階堂千鶴
先生「え!?いやー、その高山先生は真面目な方でありまして…けしてその様な意味ではなくて…」
高山紗代子
うふふ、先生ったら…これも冗談ですよ♪
二階堂千鶴
先生「…勘弁してくださいよー…。」
百瀬莉緒
あらあら～?二人とも良い雰囲気じゃないの～?なになに、ひょっとして付き合ってるの?
高山紗代子
り、莉緒先生!べ、別に私たちはそんなんじゃ…!
二階堂千鶴
先生「あ、莉緒先生お疲れ様です。あと、俺たちはそんな関係じゃないですよ?」
百瀬莉緒
へぇ…本当かしら?
二階堂千鶴
先生「ええ、俺たちはただの同僚ですよ?ねぇ、高山先生?」
高山紗代子
…ソウデスネ。
百瀬莉緒
あらあら♪まあ…今はそういう事にしておくわ。
二階堂千鶴
先生「そういう事にしてください、莉緒先生。」
百瀬莉緒
先生(この女性は百瀬莉緒先生。年中ナムコ組を担当している。)
百瀬莉緒
先生(見ての通り非常にセクシーな女性だが…本人曰く、なぜかモテないらしい。)
百瀬莉緒
先生(俺が思うに、あの過剰なセクシーアピールさえ抑えればすぐにモテると思うんだけどな…。)
高山紗代子
先生「ところで莉緒先生?確か、このみ先生と一緒だったんじゃないですか?」
百瀬莉緒
ああ…このみ姉さんは風花ちゃんと一緒に、麗花ちゃんの教室を片付けてるわ…。
高山紗代子
またですか!?もう…麗花先生は何度注意しても聞かないんだから…!
百瀬莉緒
先生「ま、まあ、そこが麗花先生らしさというか、魅力というか…ねぇ。」
高山紗代子
そうだとしても!子供たちがマネをしたらどうするんですか!
高山紗代子
私たちは子供たちの模範にならなきゃいけないんですよ!
百瀬莉緒
(み、耳が痛い…。)
二階堂千鶴
ええ、その通りですわ紗代子さん。
高山紗代子
に、二階堂園長!?い、いつから聞いてたんですか…?
二階堂千鶴
千鶴さんでよくってよ?紗代子さん。
二階堂千鶴
それと、莉緒先生が戻ってきた辺りから聞いておりましたよ?
高山紗代子
先生「そうでしたか…。」
二階堂千鶴
先生(この人は二階堂千鶴園長。ここ「みりおん幼稚園」の園長だ。)
二階堂千鶴
先生(他の幼稚園では、俺が男という事もあって敬遠されたのか、面接まで進めなかったが…)
二階堂千鶴
先生(千鶴園長は男とかそんな事は気にせずに俺という個人を見て雇ってくれた…恩人だ。)
二階堂千鶴
紗代子さんの仰る通り、私たちは子供たちの模範でなくてはなりません。
二階堂千鶴
ですが、麗花さんのクラスの子供たちは非常にのびのびと育っております。
二階堂千鶴
子供たちの心を育てることもまた…私たちの大切な仕事です。
百瀬莉緒
さっすが千鶴さん!良いこと言う～!
二階堂千鶴
ただ、物事には限度と言うものがありましてよ?あの教室の惨状は…弁護できませんわ。
二階堂千鶴
皆さんも日頃の言動や行動には注意を払ってくださいね?
二階堂千鶴
子供たちは目上の人間の言動や行動をすぐにマネてしまいますからね?
高山紗代子
はい!気をつけます!
二階堂千鶴
よろしい♪では、私たちも教室の掃除を手伝いに行きましょうか?
二階堂千鶴
風花さんとこのみさん二人だけでは、日が暮れても片付きそうにありませんし…。
高山紗代子
先生「は、早く帰れるように頑張りましょう…く、くふふ…。」
(台詞数: 50)