矢吹可奈
P「よーし、着いたぞ。」
高山紗代子
ありがとうございます。
天空橋朋花
立派なTV局での仕事ですね。
矢吹可奈
私、頑張っちゃいますよー!
矢吹可奈
P「まあ、大きいTV局でも緊張せずにがんばってやろう。」
高山紗代子
はい。でもプロデューサーさんよくこんな大きな仕事が取れましたね。
矢吹可奈
P「まあな。運良く提案が入ってきてな。」
天空橋朋花
運も実力の内ということですね。
矢吹可奈
P「まあ、昔から悪運は結構強いからな。」
矢吹可奈
(ん?でも、悪運が強かったら事故に遭うことはなかったのでは……?)
矢吹可奈
P「可奈、それ本当なの?って顔しているな。」
矢吹可奈
えっ?そういうわけでは……
高山紗代子
私もそれが不安です。本当に運がいいのですか?
天空橋朋花
私はプロデューサーの運なんてあんまり興味はないですが聞いてみたいです。
矢吹可奈
P「ほんとくだらないかもしれないけど、時々かなりすごい運のいい日があるってだけだよ。」
高山紗代子
(3人)はぁ~~
矢吹可奈
P「えっ?何、その残念そうな声は?」
高山紗代子
もう少し説得力のある答えはなかったのですか?」
矢吹可奈
P「いや、よく周りの人からは運だけはいいって言われているんだけど……」
天空橋朋花
プロデューサーらしい答えですね。
矢吹可奈
P「そういうことでこの話は終わりということで、中に入るよ。」
高山紗代子
警備員A「ちょっと待ってください。」
矢吹可奈
P「はい。なんでしょうか?」
天空橋朋花
警備員B「ここは関係者以外立ち入り禁止なんですが?」
高山紗代子
警備員C「あなた方はどちら様ですか?」
天空橋朋花
警備員D「入局許可はありますか?」
矢吹可奈
どんだけの数の警備員さんがここにいるんですか!
矢吹可奈
P「私達は765PROですが、本日は仕事の関係でこちらに伺いました。」
高山紗代子
警備員E「765PRO?今日の収録には呼ばれていないとおもうのですが?」
天空橋朋花
プロデューサーどういうことですか?
矢吹可奈
P「いや、俺にも……」
高山紗代子
あの、461プロの関係者さんはいますか?
天空橋朋花
警備員F「………」
矢吹可奈
P「もう増えなくていい!」
高山紗代子
警備員A「461プロ?そんな事務所は来ていません。来ているのは白じゃなくて黒です。」
矢吹可奈
P「なんだって!!!」
矢吹可奈
白じゃなくて黒?
高山紗代子
まさか、春香さん達が言ってた961プロの罠?
高山紗代子
警備員E「怪しい男だな……ちょっと警察の方まで来てもらおか?」
矢吹可奈
ま、待ってください!プロデューサーさんは全然怪しくないですよ!
天空橋朋花
そうですよ。プロデューサーは真面目だけが取り柄の人ですから。
天空橋朋花
警備員B「仕事が入ってないのにTV局へ侵入しようとした!それだけで怪しい!」
高山紗代子
そんなの納得できません!プロデューサーを解放してください!
高山紗代子
警備員C「そんなこと言うとお前らも連行するぞ!」
矢吹可奈
それはおかしいですよ!!
天空橋朋花
私たちを敵に回すのですか?
矢吹可奈
P「みんなやめるんだ!捕まるのは俺だけでいい!この状況を律子に伝えてくれ。」
矢吹可奈
(3人)…………はい。
天空橋朋花
P「心配するな。俺は悪運は強い方だからさ。」
矢吹可奈
ーTo Be Continueー
(台詞数: 50)