
福田のり子
はぁ……少しは落ち着いたよ。

福田のり子
やっぱり、いきなり恋愛映画なんて見るもんじゃないね。なんかすごく恥ずかったよ。

福田のり子
……えっ、なんでそんなに頑張るかって?

福田のり子
そりゃ、前言ったけど、可愛くなるためで……。

福田のり子
……今のアタシは、無理して可愛くなろうとしてるっていうの?

福田のり子
う~ん、痛いとこ突くね……。確かに、すごく息苦しさは感じてるよ。

福田のり子
………うぇ!?今のままのアタシでも十分可愛いって言うの!?

福田のり子
そんな……、

福田のり子
そんな……、アタシが可愛いだなんて……、

福田のり子
あ~!なんて言い返せばいいのさ、こういう時は~!

福田のり子
ちょ、ちょっと周りを歩いてくるよ……。

福田のり子
………

福田のり子
(アタシが可愛い、か…。)

福田のり子
(プロデューサーは優しいからな。これもアタシの事を思って言ってるんだろうね。)

福田のり子
(無理に可愛く着飾らず、そのままでいい。か……)

福田のり子
……あれ、あれって?

横山奈緒
【不良代役;奈緒】よーよー、そこの眼鏡かけたキュートなネェちゃ~ん。

横山奈緒
ワシと一緒に茶ぁしばかへんか~?

高山紗代子
【女子高生代役:紗代子】や、やめてください、急いでますから…。

横山奈緒
そんな約束えぇやないの~。ワシと一緒にエェことせぇへんか?

福田のり子
やめなよ。その子嫌がってるだろ?

横山奈緒
なんやアンタ?オトコオンナは引っ込んどき!

福田のり子
オトコ……オンナ?

福田のり子
ほ~。これは少しお灸をすえてあげないといけないね……。

福田のり子
その昔、「技巧の のり子」と言われたアタシの力、見せてあげるよ!

福田のり子
ハァ―――ッ!

高山紗代子
な、なに!?女の人が突然不良さんの周りを囲みながら飛び移り出した!

横山奈緒
オトコオンナの姿がふたり、3人、4人と無数に見える!?

横山奈緒
いったいどれが、ワシを襲ってくるんや!?

福田のり子
いくよ!

高山紗代子
よ、4人に増えてた女の人が一斉に不良さんに襲い掛かった!

横山奈緒
おわ――っ!!

高山紗代子
女の人が1つに戻って不良さんの身体を突き上げるように上昇!

高山紗代子
さらに、不良さんをサーフボードのように乗りこなして真横に直進!

福田のり子
見様見真似、

福田のり子
マッス○・インフェルノ!!

横山奈緒
(ガシィ!!)ぎゃーっ!!またこんな役かいな~!

高山紗代子
不良さんの頭が、木にめりこんじゃった……。

福田のり子
大丈夫かい、キミ。

高山紗代子
た、助けていただいて、ありがとうございます。

高山紗代子
でも、ちょっとやりすぎじゃないでしょうか?

福田のり子
あはは……、つい熱くなっちゃったよ。

高山紗代子
それでも助けれもらったのは事実です。それでは、失礼します。

福田のり子
うん、道中気をつけるんだよ!

福田のり子
………

福田のり子
ただいま、プロデューサー。

福田のり子
とりあえず、可愛くなろう計画は中止!これからは普段どおりに接するよ。

福田のり子
でも、デートは続けたいんだけどいいかな?

横山奈緒
(誰か……ここから顔抜いてくれへんかな……。)

福田のり子
『もちっとだけ続きます』
(台詞数: 50)