松田亜利沙
………………
横山奈緒
<ガサゴソ>え~っと……ほい、いかりまんじゅう!これ、亜利沙の分な!
松田亜利沙
………………
横山奈緒
………………
横山奈緒
あの貴音言う人が気になっとるんか?
篠宮可憐
あの人……スイクンを持ってましたよね?もしかして、後の2匹も……
横山奈緒
それについては、住職さんに聞いたわ。ライコウとエンテイも、おらんかったって……
横山奈緒
その2匹も、あの貴音がゲットしたんやろ。あんな化けもん揃いのユニットに、誰が勝てるんやら
松田亜利沙
………………
横山奈緒
亜利沙~?悩むんも結構やけど、あんまり根詰め過ぎると体に悪いで?
横山奈緒
今は甘いもん食べて、元気出し!全部私の奢りやから、遠慮せんと食べてや!
松田亜利沙
ありがとうございます……
篠宮可憐
私まで頂いちゃって、すみません
横山奈緒
何言うてんねん!可憐も遠慮せんと、食べ食べ!
松田亜利沙
………………(パクッ)
松田亜利沙
(貴音さんの言葉……何か引っ掛かるんですよね~)
松田亜利沙
『……黒井社長のためですか?』
松田亜利沙
『………………』
松田亜利沙
『黒井社長は、961ぷろの発展のために動いています』
松田亜利沙
………………
松田亜利沙
『貴女方がどなたか存じませんが、961ぷろを……黒井社長を侮辱する事は……』
松田亜利沙
『断じて許しません!』
松田亜利沙
………………
松田亜利沙
(もしかして、貴音さん……<パクパクパクパク>)
横山奈緒
あぁぁぁぁ!おいこら!何私の分まで食べてんねん!
松田亜利沙
あ、ごめんなさい。頭を使ったら、甘いものが欲しくなって
横山奈緒
それ聞いて「あぁそうか」って言うと思てんのか!?
松田亜利沙
遠慮しなくていいって言ったじゃないですか!
横山奈緒
人の分まで手ぇ出すなや!そこは遠慮せぇよ!
篠宮可憐
お2人……仲がいいんですね
横山奈緒
これ見て仲がえぇと、ホンマに思うんか?
篠宮可憐
はい。少なくとも、私にはそう見えます
松田亜利沙
そう言えば久し振りですね~。奈緒ちゃんとこんなに話すのは
横山奈緒
私がジョウトに帰る、ちょっと前ぐらいが最後やったか?
松田亜利沙
確かそれぐらいの時だと思います
横山奈緒
……んで?亜利沙はこれからどないするん?
松田亜利沙
ありさはカントーに戻ります。今日の事を、麗花さんに報告しないといけないので
横山奈緒
そうか。可憐は?
篠宮可憐
私は……このジョウト地方で、お仕事を探します
横山奈緒
そうかそうか。えぇ仕事に就けるとえぇなぁ~
篠宮可憐
ありがとうございます
松田亜利沙
………………
松田亜利沙
(ありさの考えている事が当たっているのなら……)
松田亜利沙
(まだ……打つ手はありますね)
松田亜利沙
(スッ)あれ?お茶が空ですね
横山奈緒
そら飲めば空になるやろ
松田亜利沙
それじゃあ奈緒ちゃん、これで買ってきてください!<チャリン!>
横山奈緒
……おい亜利沙
松田亜利沙
お使いのお礼に、お釣りはあげますから!
横山奈緒
釣りなんか出るか!これじゃ足らんわ!
(台詞数: 50)