松田亜利沙
さてと、アイドルちゃんとのツーショットも沢山撮れたし、今日はこれで……。
松田亜利沙
P「亜利沙、少し待ってくれ。」
松田亜利沙
……? プロデューサーさん、急にどうしたのですか?プレゼントなら先程くれましたよね?
松田亜利沙
P「実は、お前にもう一つ渡し忘れていた物があるんだ。」
松田亜利沙
私はアイドルちゃんとのツーショットやバッグ、手帳その他諸々で十分満足しているのですが……。
松田亜利沙
P「まあ、取り敢えずこれをみてくれ。えっと、確かここだったかな……お、あった。はい。」
松田亜利沙
ええと、どれどれ……。ライブコンサートのペアチケット、ですか?………こ、これは……!?
松田亜利沙
あの伝説級アイドルちゃん“玲音”の今週末に開催されるワンマンドームライブの………!?
松田亜利沙
しかも席はアリーナA……最前列じゃないですか!?プロデューサーさん、どうしてこれを……?
松田亜利沙
P「お前が最速先行で全落ちしているのを見て、どうしても連れて行ってやりたいと思ってな。」
松田亜利沙
CDを30枚買った人ですら全落ちしたという報告もあったくらいの超絶倍率でしたからね……。
松田亜利沙
P「懇意にしてる友人の1人にCDを100枚買った奴がいて、そいつに頼み込んできたんだ。」
松田亜利沙
P「どうやら運よくアリーナA席を2組当てていたらしく、その片方を譲ってくれたんだよ。」
松田亜利沙
ではプロデューサーさんとそのご友人の方に感謝ですね!ありがとうございます!!
松田亜利沙
P「ああ、だからもう一人、誰か連れて行くといい。奈緒辺りがいいんじゃないかな?」
松田亜利沙
………………。
松田亜利沙
P「どうした亜利沙?急に黙り込んでしまって。」
松田亜利沙
…………とが、いいです……。
松田亜利沙
P「……えっと、今なんて?」
松田亜利沙
わ、私…、ぷ、プロデューサーさんと一緒に行きたいです!!
松田亜利沙
P「お、俺か? えっと、765プロのアイドルの誰かとじゃなくていいのか?」
松田亜利沙
はい……。ダメ、ですか……?
松田亜利沙
P「いや、亜利沙が良ければ俺も行くよ。ちょうどその日は昼頃で仕事が終わるからな。」
松田亜利沙
ありがとうございます!プロデューサーさん!!週末、楽しみに待っていますね!!
松田亜利沙
P「ああ、俺もあの伝説を一番近くで見られるんだ。楽しみで仕方ないよ。」
松田亜利沙
ですよね! ムフフ♪ あとサイリウム一式も忘れないでくださいね♪
松田亜利沙
P「ああ、もちろんだ。タオルとリストバンドも忘れないようにしないとな。」
松田亜利沙
では私はこれで失礼します!今日は本ッ当にありがとうございました!!
松田亜利沙
P「お疲れさま。気をつけて帰るんだよ。」
松田亜利沙
P(亜利沙の背中を見送った俺は帰路を目指して歩いた。プレゼント、喜んでくれて良かった…。)
(台詞数: 30)