百瀬莉緒
はぁー……
松田亜利沙
元気ないですね莉緒さん。どうかしたんですか?
百瀬莉緒
昨日友達と飲みに行ったんだけどさ、色々と手厳しい言葉を貰ってね…。
百瀬莉緒
「一番近くにいるプロデューサーくんを魅了できずにな~にがモテモテなのよ!千年早い!」
百瀬莉緒
…ってね。確かにその通りだと思ったから余計にね…。
松田亜利沙
プロデューサーさんをメロメロに出来ていない現実に直面したと…。
百瀬莉緒
そう!私がモテるのならばプロデューサーくんも私に夢中になるべきなのよ!何故気付かなかった!
百瀬莉緒
ホント、私って…
松田亜利沙
気を落としちゃダメですよっ!それならまずは足元の確保です!
松田亜利沙
プロデューサーさんをメロメロにしちゃいましょうっ!ありさも協力しますよ~!
百瀬莉緒
亜利沙ちゃん…!そうよね、ここからが私のモテロードが始まるのよ!
百瀬莉緒
でも具体的にどうやってプロデューサーくんを落とそうかしら…
松田亜利沙
それならありさにお任せっ!プロデューサーさんのデータはきっちりとメモしてありますから!!
松田亜利沙
どうやらプロデューサーさんには好みのシチュエーションがあるようで…
松田亜利沙
後ろから不意に抱き着かれるのが効果的らしいですっ!
松田亜利沙
そして首に腕を回してもらう事で安心感を得られるという…
松田亜利沙
いかにも恋人同士のようなシチュエーションに弱いみたいですよ!!
百瀬莉緒
なぁーるほど!!後ろから抱き着いて首に腕ね!!理解したわ!!
百瀬莉緒
これで…プロデューサーくんを落とし、私のモテロードが始まる…!
松田亜利沙
プロデューサーさんが来る前に隠れちゃいましょうっ!!そして後ろから…!
百瀬莉緒
丁度良くプロデューサーくんの足音が聞こえて来たし、善は急げね!!隠れろ隠れろ~!!
百瀬莉緒
P『(ガチャ)ただいま戻りました。おう、亜利沙お疲れ様』
松田亜利沙
プロデューサーさん、お疲れ様ですっ♪
松田亜利沙
(莉緒さん!今ですよ~!!)
百瀬莉緒
プ~ロデュ~サ~くんっ♪(ガシッギュッ)お・つ・か・れ・さ・ま!
百瀬莉緒
『うおおっ!り、莉緒!?』
松田亜利沙
(莉緒さんナイスですっ!)
百瀬莉緒
(ふっ、決まった…。ようやく、私はモテのスタートラインに立ったという事ね…。)
百瀬莉緒
(長い道程だったわ。モテないと言いつつ言われつつ、試行錯誤の日々。)
百瀬莉緒
(でもそれがようやく終わり、今、新たな日々が幕を開けるのよ!気合いが入るわ!!)
松田亜利沙
り、莉緒さん……
百瀬莉緒
ん?どうかしたの?亜利沙ちゃん?
百瀬莉緒
『う、うぉぉ……ぉ……くっ…(カクン)』
百瀬莉緒
あ、あら?プ、プロデューサーくん?おーい?もしもーし?…気を失ってるわ…
松田亜利沙
物理的に落としてどうするんですかーーーーーーーっ!!!!力入れ過ぎですよっ!!!
(台詞数: 35)