高木社長
当主「はるか昔、この島の海岸に一匹の龍が流れ着いた。その龍は傷を負い」
高木社長
当主「今にも息が絶えそうな様子だった...」
宮尾美也
もしやそれを救ったのが?
高木社長
当主「そうだ。当時はただの漁師だった高坂家の男が龍を助け、看病した」
高木社長
当主「その結果、龍の傷は癒え、男にこう言った...」
高坂海美
龍神「我を助けてくれたこと、恩に着る。我はこの恩を返すために」
高坂海美
龍神「この島を護ろう。そして汝らの力になろうぞ」
高木社長
当主「そう言うと龍神様は海深くに潜り、我らを護るようになった」
高木社長
当主「そして我らもまた、龍神様との絆を絶やさぬよう、祈りを捧げている」
高木社長
当主「そして、それはいつしか高坂家の女の役目となり、今へと繋がる」
宮尾美也
なるほど~。神原「だから巫女か...では彼女がこの島から出ることは?」
高木社長
当主「出来ぬ。それが高坂の女の宿命だからだ。龍神様が許せば別だがな」
宮尾美也
龍神様の許可ですか......
高木社長
当主「お前たちが英雄を求める気持ちは分かる。だが、我らにとっては海美が英雄なのだ
高木社長
当主「分かってほしい」神原「...分かりました。無理強いは出来ませんからね」
宮尾美也
ですね~。気が変わったらまた言ってくださいね~?いつでも来ますから
高木社長
〈ガラッ!〉男「ご当主!!大変です!」当主「どうした...?」
宮尾美也
当主「___何だと?」どうしましたか?当主「デストルドーからだ」
高木社長
当主「龍神様の居場所を教えろ、とな...」神原「なっ!?まさか島に上陸を!?」
高木社長
当主「いや、矢文が届いたらしい。だが拒否すれば」
宮尾美也
島に上陸する、ですか?当主「...すまないが、手を貸してもらえるか?」
高木社長
当主「先程はあぁ言ったが、この島を奪われるわけには」神原「分かってます」
宮尾美也
神原「艦長!偵察に行ってくるので艦への連絡を」はい、お任せを~!
高木社長
神原(武器は護身用の小銃のみ......戦いにならなければいいが)
宮尾美也
あ、ついでにコレを持っていってください~♪〈ケース渡す〉もしものこともありますし?
(台詞数: 25)